2025年4月中旬・午前5:15頃〜14:20頃・くもり
まだ残雪がある落葉二次林でホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を自動撮影カメラで見張っています。
ここは以前、ニホンアナグマの掘った営巣地(セット)でした。
ある日の曇った昼間に出没したタヌキ1〜3頭の動向をまとめました。
雨上がりの早朝に単独で来たタヌキが、営巣地を横切りました。
1時間半後には、3頭の家族群がやって来ました。
巣口Lの匂いを嗅ぎながら通り過ぎました。
45分後には、再びセットに3頭のタヌキ一家が戻ってきていました。
1頭はすぐに立ち去ったものの、残る2頭が巣口Rに並んで立っています。
互いに逆を向いており、相互毛繕いというよりも、どうやらパートナーの尻の匂いを嗅いでいるようです。
交尾期はもう終わったと思っていたのですが、まだ♂が♀の尻の匂いを嗅いで発情状態をチェックしています。
別アングルの監視カメラで撮れていないのが残念です。
その後、♀はさっさと右へ立ち去り、♂はその場に座り込んで♀を見送ると、自分で毛繕いしました。
約1分後に、1頭のタヌキが戻ってきて、巣口Rで合流しました。
仲間と毛繕いを始めました。
残りの1頭(♂)が外出から戻ってきて、巣口Rの2頭(♀母娘)と合流しました。
左の個体♂が右隣の♀個体の尻の匂いを嗅ぎながら舐めました。
発情期の♂に見られる、発情チェック行動です。(@2:10〜)
その刺激に反応して♀は尻尾を少しずつ段階的に持ち上げたことから、♀も性的に興奮しているようです。
前戯かと思いきや、その後に交尾を始めることはありませんでした。
いつの間にか、セットには1頭しか残っていませんでした。
巣口Rに座って毛繕いしています。
しばらくすると、3頭の家族群が勢揃いしました。
巣口Rで相互毛繕いを開始。
遅れて来た3頭目の個体は巣口Rの少し奥の広場に座り込むと、独りで毛繕いしています。
8時すぎにはセットに2頭しか残っていませんでした。
なぜか右を凝視警戒しています。
1頭が右へ足早に立ち去り、1頭が巣口Rで留守番しています。
2時間40分後の昼前には、2頭が巣口Rで合流すると、巣穴Rに同時に慌てて潜り込みました。
おそらく林内を侵入者が近づいてきたので、警戒・避難したようです。
午後にはセットで2頭が座り込んで、のんびり毛繕いしていました。
つづく→
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