2026年5月上旬・午後14:50頃・くもり
田んぼの農道にエゾタンポポの小群落があり、花が咲いていました。
一部の花はもう咲き終わり、白い冠毛(綿毛)がきれいな放射状に広がっていました。
タンポポの果実は痩果 です。
その冠毛を指で軽くなぞったり茎を揺すったりするだけで、ほぐれた(分離)痩果が風に乗って飛散します。
空気抵抗の大きな冠毛のおかげで地面に落下するまでの滞空時間が長くなり、その間に遠くまで移動できるのです。
つまり、タンポポの種子は、風の力で分布を広げます。(風散布)
エゾタンポポの種子が風散布される実演を、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:43〜)
昔BBCが制作した自然番組のオープニングを真似して、息を強く吹き付けてタンポポの綿毛を飛ばすシーンもスーパースローで撮りたかったのですが、三脚がないと無理でした。
(エアダスターのスプレー缶を使えば、独りでも綿毛を吹き飛ばす撮影が可能になりそうです。)
最後に頭花をめくって総苞片の形状を確認し、エゾタンポポであることを示しました。
総苞片が反り返っていれば、帰化植物のセイヨウタンポポです。
関連記事(5年前の撮影)▶ 春風に吹かれて飛ぶセイヨウタンポポの綿毛:種子の風散布
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