2024/05/13

ノスリのペアと携帯電話の基地局鉄塔(野鳥)

 

2023年8月下旬・午後12:20頃・晴れ 

田園地帯に建てられた携帯電話基地局の天辺付近に1羽のノスリButeo japonicus)が止まっていました。 
その鉄塔の周囲をもう1羽がぐるぐる飛び回っています。 
青空を背景に帆翔しています。 
♀♂つがいのパートナーなのでしょうか? 
ピーエ、ピーエ♪と甲高い声で鳴く声がかすかに聞こえるものの、どちらの鳴き声なのか、遠過ぎて分かりませんでした。 

カメラを下に向けると、基地局の保守点検用の中段ステージに小枝を組み合わせた空き巣が残されていました。 
おそらくノスリの営巣地ではなく、カラスの古巣だと思います。 

※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 
手ブレ補正なし。



2024/05/12

林床から落ち葉を拾い上げ…少し運んで捨てるホンドタヌキの幼獣【トレイルカメラ】

 



2023年8月下旬・午後17:20頃・晴れ(日の入り時刻は午後18:18) 

ニホンアナグマMeles anakuma)家族が転出した後の旧営巣地に、幼獣と思われる2頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が夕方にやって来ました。 
先頭個体aが林縁で黄葉した落ち葉(樹種不明:オニグルミか?)になぜか興味を示して拾いました。 
葉柄を咥えて拾い上げたものの、しばらく歩いてから捨てました。 
 野鳥の中には落ち葉の下に潜む虫を探すために、林床でひたすら落ち葉をめくって歩く種類が居ます。 
それに対して、今回のタヌキ幼獣の落ち葉拾いは、単発的で気まぐれな探索行動?でした。
タヌキもアナグマや野ネズミと同様に巣材(巣穴の寝床)として落ち葉を集めるのでしょうか? 

2頭の兄弟姉妹は画面の右端で出会うと、鼻面を軽く突き合わせて挨拶を交わしました。
再び別れて、それぞれが餌を探し歩きます。
二次林内に西日が射す美しい光景が珍しくフルカラーで録画されていました。 

ベニカナメモチ(レッドロビン)の花蜜を舐めるツマグロキンバエ

 

2023年5月下旬・午後12:30頃・くもり強風 

車道に面したベニカナメモチ(=レッドロビン)の生垣に花が咲いていました。 
レッドロビンに白い花が咲くとは知らず、初見でした。 
ツマグロキンバエStomorhina obsoleta)が訪花していました。 
強風で激しく揺れる花にハエは必死にしがみついていました。 
動画撮影には最悪のコンディションです。 
花序の風揺れを抑えるために、動画を撮りながら左手で枝を押さえ、手前にそっと引き寄せました。 
普通こんなことをしたら、警戒心の強いハエはすぐに逃げてしまうはずなのに、強風下では飛びたくないようです。 
口吻を伸縮させる動きが無いので、ただ花序に止まって風が止むのを待っているだけのようです。 
後半はようやく警戒を解いて、レッドロビンの花序を歩き回るようになりました。 

撮影中は気づかなかったのですが、同じ花序の右下に微小なゴツゴツした甲虫が来ていました。 
おそらくヒラタハナムグリ♂(Nipponovalgus angusticollis angusticollis)と思われます。 

関連記事(2年前の撮影)▶ ヒメウコギの花に集まるヒラタハナムグリ♂ 
右下に別種のキンバエ?が止まってたのに気づきませんでした。

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