2024/02/01

雨夜にアナグマの営巣地で餌を探し歩く野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年6月上旬 

梅雨入り前ですが、ニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)で雨夜に出没する野ネズミ(ノネズミ)の動画をまとめてみました。 

6/2には線状降水帯が形成され、長雨が終日降り続きました。


シーン1:6/2・午前1:23・(@0:00〜) 
画面の赤丸に注目してください。 
二次林の林床で深夜未明に野ネズミが立ち止まって、何かしています。 
何かを採食したのか、顔を拭っている(毛繕い)のか、よく分かりません。 
手前にあるアナグマの巣口Lを迂回して、チョロチョロと左へ向かいました。 


シーン2:6/2・午前3:47・(@0:16〜) 
餌を探し求めて左のエリアをウロチョロしています。 


シーン3:6/2・午後20:12・(@0:24〜) 
同じ日の晩になると、夜行性の野ネズミが活動を始めました。 
画面の右端から右へ。 


シーン4:6/2・午後20:39・(@0:39〜) 
画面中央から左へ。 


シーン5:6/2・午後22:07・(@0:40〜) 
小雨が降る中、右のエリアを野ネズミがウロチョロしています。 


シーン6:6/2・午後22:26・(@0:58〜) 
左奥の灌木の方へ向かいました。 


※ 雨音が聞き取れるように動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 
雨夜の森で地面を多足類が活発に徘徊していたのですけど、うっかり編集でカットしてしまいました。 
野ネズミが見つけていたら捕食したかな? 
アナグマやタヌキならどうでしょう? 


強風の日にウィンドサーフィンや掴み合いの空中戦を楽しむハシボソガラスの群れ(野鳥)

 

2023年6月上旬・午後15:15頃・晴れ 

山麓の農村部にそびえ立つ2本のスギ(杉)高木の梢からハシボソガラスCorvus corone)の群れが繰り返し飛び立っていました。 
晴れているものの強風が吹き荒れる日で、樹上のカラスは軽く飛び上がると翼の角度を少し変えるだけで急上昇したり急降下することが可能です。 
隣の木にふわりと飛び移りました。 
4羽のカラスが強い逆風を利用してウィンドサーフィン(風乗り遊び)を楽しんでいるようです。 

樹冠に止まった個体がお辞儀をしながら鳴いていますが、風切り音がうるさくて聞き取れません。 
鳴き声が聞こえなくても、鳴き方の姿勢だけでハシボソガラスと分かります。 

杉の木から相次いで飛び上がった2羽が空中で互いに追いかけっこを始めました。 
強風で流されてしまうスリルが楽しいのでしょう。 
元の止まり木に戻るのも大変で、強風に逆らって必死で羽ばたいています。 

強風下の空中戦を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:20〜) 
空中で互いに足で蹴り合ったら絡み合ってしまい、きりもみ状態で落ちていきます。 
地上に墜落する寸前で離れました。 
まるで本で読んだことのある猛禽類の求愛行動みたいです。 

空中戦も含めて遊びの行動だと私は解釈しましたが、止まり木を巡る本気の縄張り争いだった可能性もありますかね? 
スギ樹上に塒入りするにはまだ早い時間帯でした。 


関連記事(2、7、10年前の撮影)▶  

2024/01/31

ヨモギの茂みに隠れて騒がしく兄弟喧嘩をしていたホンドタヌキの幼獣が巣穴に隠れた

 



2023年6月上旬・午後12:45頃・晴れ 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の営巣地をトレイルカメラで監視しています。 
カメラの電池を交換するために森を抜けて休耕地へ向かっていると、林縁の原っぱでヨモギの茂みが一部だけ不規則に揺れていることに気づきました。 
風による振動にしては不自然です。 
クズの蔓もヨモギの群落に覆いかぶさるように伸びています。 
初めは鳥の鳴き声しか聞こえませんでしたが、耳を澄ますと、時々なんとも形容し難い奇妙な鳴き声や唸り声もかすかに聞こえてきました。 
※ 鳴き声が聞き取れるように動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

おそらく巣外に出てきたタヌキの幼獣が草むらに隠れて格闘遊び(兄弟喧嘩?)をしてはしゃいでいるのではないか?と想像しました。 

離れたところからしばらく長撮りしても、タヌキの幼獣はヨモギ群落の外に姿を現してくれませんでした。 
親の言いつけをしっかり守っているのか幼獣の生まれついた本能なのか知りませんが、明るい昼間は天敵(捕食者)に襲われる心配があるので、草むらに隠れて過ごすようです。 
例えば、ノスリなどの猛禽類が休耕地で獲物を狙っているかもしれません。 

関連記事(11日前の撮影)▶ 夕暮れの樹上で鳴く♪ノスリ(野鳥) 


別の用事を済ませてから20分後。 
ヨモギの茂みを揺らしていた生き物の正体を突き止めるために、動画を撮りながらゆっくり近づいてみました。 
(獣ではなく野鳥の可能性も考えられます。) 
ヒメジョオンの白い花が咲き乱れる休耕地の草むらには、獣道が何本も縦横に形成されていました。 
私が近づくと外で遊んでいたタヌキ幼獣は慌てて巣穴に逃げ込むだろうと予想したものの、雑草の草丈が高くて逃走シーンは見えませんでした。 

ヨモギの群落を回り込んでからタヌキの巣口aにズームインすると、穴の奥から2頭の幼獣が顔だけ出して、つぶらな瞳で私を不思議そうに見上げていました。 
巣口の手前に生えたクズの蔓が邪魔で、どうしても前ピンになってしまいます。 
私が横に少し動くと、ホンドタヌキの幼獣は警戒して巣穴の奥に逃げ込んでしまいました。
人懐っこく外に出て来られる方が困ってしまうので、ヒト(怪しい侵入者)を恐れてくれて一安心。
あれほど元気に騒いでいたのに、私と対峙している間、幼獣は鳴き声を全く発しませんでした。 
巣口でミドリキンバエ?が飛び回っています。 
親ダヌキの姿を全く見かけませんでしたが、採餌に出かけているのか、日中は巣穴の奥でぐっすり寝ているのでしょう。
近くにあるもう一つの巣穴bには近寄らず、写真を撮っただけで私はタヌキの営巣地から撤退しました。 




この後も無人カメラでの監視をしばらく続けたのですが、何も撮れなくなってしまいました。
私の干渉を嫌がってタヌキの家族が巣穴を放棄して出て行った訳ではありません。
初夏は植物の成長が旺盛で、原っぱにあるタヌキの巣穴が雑草ですっかり覆い隠されてしまったからです。
タヌキ成獣の体高よりも雑草の草丈の方が高くなりました。
風が吹く度に草木が揺れてカメラのセンサーが誤作動することが多く、無駄撮りばかりになります。
かと言って、営巣地の草刈りをする訳にはいきません。
あれこれ試行錯誤したのですけど、タヌキ営巣地の撮影は泣く泣く諦めました。
ドローンを飛ばして上空から空撮するか、高木に登って樹冠にトレイルカメラを設置するしかなさそうですが、高所からでは暗視カメラの赤外線が届かなくなりそうです。
長い空白期間の後、原っぱが冬枯れしてから再開します。
巣口b

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