2013年10月中旬
台風の影響で強風が吹き荒れる日でした。
稲刈り後の田んぼでハシボソガラス(Corvus corone)が群れていました。
飛び立っても強風に逆らっては進めずに煽られて流されてしまいます。
着陸するのも一苦労。
数羽で追い掛けっこするように飛んで遊んでいるカラスもいます。
嵐の日に風乗り(ウィンドサーフィン)を楽しんでいるように見えました。
私の心象風景ではゴッホの描いた名画「カラスのいる麦畑」を少し連想したのですけど、改めて映像を見直すと全く雰囲気が違いましたね(笑)。
【追記】
塚原直樹『カラスをだます』によると、
風の強い日、カラスが上空で気流をうまく捉えて、風乗りを楽しんでいるような姿を見かけることがある。微妙な気流の変化を感じ取っているのは、おそらく翼だ。(中略)台風のような強風の日もカラスは空を飛ぶ。(中略)風が強い日の飛び方をよく見ると、尾羽を小刻みに動かしてバランスをとっているのがわかる。まあ、思い切り風に流されていくのを見かけることもあるのだが。(第2章「カラスになりきる」より引用)
改めて動画を見直しても、尾羽の細かな動きまでは分かりませんでした。
台風の日にスーパースローで撮影する必要がありそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿