2013年10月中旬
平地(郊外)の民家の庭に咲いたハナトラノオ(=カクトラノオ)でドロバチの一種が花蜜を吸いに来ていました。
盗蜜はせずに白い花筒に潜り込んで正当訪花しています。
見慣れないドロバチですけど、腹背後部に3本ある黄紋が目を引きました。
未採集、未採寸。
手元にある図鑑ではエゾスジドロバチと似ているようですが、自信がありません。
いつもお世話になっている「蜂類情報交換BBS」で問い合わせてみると、青蜂@管理人さんから以下のようにご教示頂きました。
動画のドロバチは、第一腹節の形状からアトボシキタドロバチのメスではないでしょうか。腹背節を横切る隆起線が無いように見えます。という訳で、アトボシキタドロバチ♀(Allodynerus delphinalis delphinalis)と訂正。
【追記】
竹筒ハチ図鑑サイトによると、
アトボシキタドロバチ(Allodynerus delphinalis delphinalis (Giraud))は、草本の髄部などに穴を掘って営巣する掘孔性である。キバガ類など小形のガ類幼虫を狩る。
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