2025年3月上旬・午後18:25頃・雨天・気温1℃
雪国のスギ防風林にあるホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場wbcをトレイルカメラで見張っています。
雨が降る晩に、まず1頭のタヌキが現れました。
溜め糞WBCの匂いを確認してから、またがって南東向きで脱糞しました。
用を足しながら、欠伸したようです。
17秒後に、後続のタヌキが右からやって来ました。
おそらく近くでトイレの順番待ちをしていたのでしょう。
この個体は、両目に光がありません。
タペータム(輝板)に異常を来して暗視カメラの赤外線を反射しなくなった失明個体です。
溜め糞にまたがると、北東を向いて排便しました。
大便の状態を見る限り、栄養状態も悪くなく健康そうです。
暗い夜に目が見えにくくても、ちゃんと餌を食べているようです。
先行個体の後を追って、右に立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
※ 雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
【考察】
トレイルカメラの電池の電圧がたまたま低下していて、暗視動画を連続撮影したせいで赤外線LEDからの照射が弱いだけかもしれない…などと他の可能性(カメラのトラブル)も考えました。
しかし、近所の別の地点に設置したトレイルカメラでも同時期から両目失明のタヌキが写るようになったので、間違いありません。
以前片目の輝板(タペータム)が失明していたタヌキと同一個体だとしたら、進行性の眼病ということになります。
動画で行動を見ているだけでは、夜盲症かどうか確定診断できません。
夜間限定ですが、この個体だけ個体識別できるようになりました。
つづく→
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