2023/01/22

毛虫を運び、隠れて捕食するオサムシの一種【名前を教えて】

 

2022年8月下旬・午前11:55頃・晴れ 

里山の雑木林を通る林道でオサムシの仲間(種名不詳)を見つけました。 
毛虫の腹端付近を大顎で咥え、その長い体に跨って前方にせかせかと早足で運搬しています。 
つまり、獲物を前後逆向きにして運んでいました。 
細い落枝に毛虫が引っかかると、それを乗り越えるのに少し苦労しています。 

広葉樹の落ち葉の上に毛虫を置くと、捕食開始。 
毛虫の胴体の中央付近に噛み付いています。 
オサムシは落ち着いて捕食できるように、タニウツギ?幼木の葉の下(日陰)に隠れていました。 
そこに巣穴があるという訳ではなく、一時的な隠れ場所のようです。 

私がカメラをマクロモードに戻してレンズをそっと近づけると、衣擦れ音に警戒したオサムシが慌てて逃げ出しました。 
初めは獲物を持ち去ろうとしていたのに、身の危険を感じたらしく、咥えていた獲物を捨てて逃走開始。 
ほとぼりが冷めたら食べ残しの獲物を取りに戻るかと期待したのですが、落とし物を探しているようには見えません。 
餌食となった毛虫はなぜか初めから萎びた状態でグッタリしていて、身が詰まっているようには見えません。 
オサムシはもはや毛虫に未練は無いのか、次の餌を探し求めて林床を徘徊しているようです。 

関連記事(12年前の撮影)▶ キタアオオサムシが落とし物を奪還する話

さて、オサムシの餌食となった毛虫の正体は何でしょう? 
現場ではなんとなくマイマイガの幼虫かと思ったのですけど、頭楯にハの字模様がありません。 
胸脚が赤っぽいです。 

オサムシが木漏れ日の日光が当たると鞘翅の金属光沢(メタリックカラーの構造色)が綺麗ですね。 
このオサムシの種類を見分けられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただけると助かります。 
実は撮影後にありあわせのビニール袋を使って採集を試みたものの、殺気を感じたオサムシに素早く逃げられてしまいました。 
手っ取り早く素手で捕獲すべきでしたが、うろ覚えの知識で毒ガスを噴射をするのでは?と躊躇してしまいました。 
私のフィールドではよく見かける普通種だと思います。
関連記事(1年前の撮影)▶ オサムシが渓流沿いの林床を徘徊【名前を教えて】

2023/01/21

水溜りのある林道を走り回る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年8月下旬



里山の林道でヌタ場らしき水溜りがある区間を自動撮影カメラで監視していると、夜行性の野ネズミ(ノネズミ)が同じ晩に2度登場しました。 

シーン1:午後20:15頃 
浅い水たまりをピョンピョン跳ぶように走って渡りました。 
野ネズミが水を全く恐れないことに、いつ見ても驚きます。 
以前も山中の泉で夜に泳いでいました。
関連記事(1年前、1月前の撮影)▶  
・夜に池の浅瀬を渡る野ネズミ【暗視映像:トレイルカメラ】 
・夜の池で浅瀬を泳ぐ野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】
林道を右へ走り去ったと思いきや、再び引き返してきて下草が生い茂るジメジメした林道上をチョロチョロと動き回っています。 
餌を探し歩いているようですが、白く光る眼の動きだけで行動を推理するしかありません。 


シーン2:午後21:30頃 (@0:14〜) 
1時間15分後、野ネズミが林道の下草をウロチョロと走り回っています。 
一度姿を消したのに再び戻って来て、水たまりの端を通過しました。 


アカタテハの蛹化【10倍速映像】

 

アカタテハの飼育記録:2022年#9

前回の記事:▶ アカタテハ前蛹の蠕動【100倍速映像】蛹化前の眠状態


2022年8月下旬・午前7:10頃・室温25℃ 

アカタテハ(Vanessa indica)が前蛹になってから約12時間後、ようやく脱皮が始まりました。 
偶然かもしれませんが、部屋のカーテンを開けて朝日が射したことが蛹化の引き金になったのかな? 
撮影用のUSBリングライトを夜通しで前蛹に煌々と照らしていたので、光量の変化はあまり関係ない気がします。 

前蛹の蠕動運動が激しくなると、胸背が割れて抜け殻が腹端の方に送られていきます。 
蛹化殻を振り落とすために激しく暴れました。 
落ちた抜け殻はすぐ下のクサコアカソの茎に引っかかりました。 

これでアカタテハは垂蛹となりました。
しばらくは自発的に蠕動し、次第に変色します。

つづく→#10:? 
これ以降は以前に撮影済みなので、観察がおざなりになってしまいました。 



2022年9月上旬 
蛹化してからわずか7日目にアカタテハ成虫が室内で無事に羽化しました。 
過去の経験から、てっきり10日かかると思い込んでいたので、油断していました。 
残暑で室温も高く、完全変態に必要な積算温度が早く達成できたのでしょう。 
垂蛹の色の変化で羽化の前兆(翅の色が透けて見えるようになる)に気づかなかったのは不覚です。

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