2025年5月中旬・午前10:55頃・くもり
里山の中腹にある湧水湿地の浅い水溜りでガガンボの一種が暴れていました。
キリウジガガンボ(Tipula aino)ですかね?
産卵中のガガンボ♀が何か水難事故に遭って溺れているのかと初めは思いました。
カメラでズームインしてみると、水面で交尾しているアメンボ(種名不詳)の♀♂ペアのうち、♀がガガンボの細長い脚の先(左の後脚および中脚)をしっかり掴んでいました。
捕食者から逃れようとガガンボが必死で暴れたおかげで、中脚は抜けたものの、後脚がどうしても抜けません。
一方、アメンボ♀はガガンボの長い脚を手繰り寄せようとしても胴体まで口吻が届かないので、獲物の体液を吸汁(体外消化)できないでしょう。
つまり、両者とも手詰まりの膠着状態でした。
水深が浅いので、脚が長いガガンボは水溜りの底に立てますから、溺れる心配はありません。
水溜り水面での攻防を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:30〜)
アメンボがガガンボを狩る瞬間を見ていないのですけど、産卵していたガガンボ♀の足が水溜りの底のゴミに絡まって暴れていたら、その波紋を感じて交尾中のアメンボ♀♂が近寄ってきて襲ったのかもしれません。
この後ガガンボは最終手段として、捕まった脚を自切して逃げるかと期待したのですが、他の水生生物に気を取られてしまった私は最後まで見届けられませんでした。
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