2022/08/10

右目が失明したハクビシン【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年6月中旬・午後22:36 

川沿いのコンクリート護岸をトレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視していると、夜行性のハクビシン(白鼻芯、白鼻心;Paguma larvata)が獣道を左から右下へ(川下へ)通過しました。 
途中に生えたフキの葉の根元で立ち止まり、地面の匂いを嗅いでいました。 

この個体は赤外線の暗視映像で左目だけが白く光っていることに気づきました。 
どうやら右目が失明しているようです。
縄張り争いで負傷したのかな? 
この分かりやすい形質は個体識別に使えそうです。 

ハクビシンは木登りが得意と言われていますが、その様子を私は未だ実際に見たことはありません。 
隻眼のハクビシンは立体視ができなくなりますから遠近感が掴めなくなります。
その結果、木登りや生きた小動物・昆虫の狩り・捕食に支障を来すのではないかと心配です。 

1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
後半のスローシーンにだけ自動色調補正を施して明るく加工しています。

前回の記事:▶ 川沿いの獣道を夜に駆けるハクビシンの群れ【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の動画では同じ獣道で少なくとも3頭の家族群が一緒に行動していました。 
その映像を改めて見直しても、隻眼の個体は写っていませんでした。 
顔の正面または右側をカメラに向けてくれないと目の状態がチェックできないのです。



2022/08/09

クリの花で採餌するオオマルハナバチ♀

 

2022年6月中旬・午後15:00頃・くもり

郊外の道端に植栽された大きなクリ(栗)の木の下で歩いていたら、咲きかけの花穂にマルハナバチ類が何匹も来ていることに気づきました。 
この組み合わせは初見です。 
まずはオオマルハナバチBombus hypocrita)ワーカー♀の訪花シーンを撮りました。 
薄い橙色の花粉団子を後脚の花粉籠に満載しています。 
あいにく大型車両が通りかかって私が横にどく必要があり、じっくり撮影できませんでした。 

クロマルハナバチは平地性でオオマルハナバチは山地性と標高によって棲み分けの傾向があると大まかに言われています。 
実は今回、同じクリの木で2種が同時に訪花していました。(クロマルハナバチ♀の動画も公開予定) 
現場は平地(標高約330m)なのに2種のマルハナバチが同所性に混棲していることになります。
2種の行動圏が重なり合う境界部をたまに見つけるのですけど、マルハナバチの住みやすい環境ということなのでしょうか。

関連記事(5、6年前の撮影)▶ 

2022/08/08

川の護岸をホンドタヌキが深夜徘徊【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2022年5月下旬・午後23:54 

川沿いのコンクリート護岸を通る獣道をトレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視すると、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が真夜中に通りかかりました。 
夏毛のタヌキは痩せこけて見えます。 
それとも食糧事情が悪いのでしょうか? 
獣道に立ち止まってから左へ(上流へ)立ち去りました。 
短い記録なので、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

画面の下から上に向かって緩やかな上り坂になっていて、その上のニセアカシア河畔林にタヌキの溜め糞場rvがあります。(画角の外) 
その溜め糞場に設置した別のトレイルカメラにはこの時間帯にタヌキの姿は写っていませんでした。 
したがって、この個体は溜め糞場を素通りしたことになります。 

ちなみに強風が吹くと、トレイルカメラを固定したニセアカシア立木の幹が左右にゆっくり揺れて動体検知が誤作動してしまいます。 
もっと太くて頑丈な樹木に固定するか、どうしようもないと諦めるしかありません。 


つづく→#2

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