2022/07/31

珍しく日の出直後に溜め糞場で排便する夜行性のホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 河畔林の溜め糞場で毎晩脱糞するホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年5月下旬・午前4:32・晴れ(日の出時刻は午前4:23) 

深夜にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)がここで排便してから52分後。 
別個体と思われるタヌキが河畔林の溜め糞場rvに来て排便しました。 
日の出直後でもう明るいのですが、トレイルカメラが赤外線の暗視モードのまま撮影しました。 
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 

夜行性のタヌキが明るい時間帯に溜め糞場に登場するのは異例です。(朝帰りのタヌキ) 
おそらく、この日の泊まり場(昼の塒(ねぐら))が近くにあるのでしょう。 


2022/07/30

川を渡る飛び石ブロックで飲み食いする2羽のハシボソガラス

 

2022年5月下旬・午後14:55頃・晴れ 

川を渡れるようにコンクリートの大きなブロックが飛び石のように並べてあります。 
少子化が進み、飛び石を渡って遊ぶ子供もめっきり見かけなくなりました。
しかしヒト以外の生き物も飛び石を渡っているようです。

ハシボソガラスa(Corvus corone)が飛び石ブロックのひとつに飛び降りました。 
飛び石ブロックの上で嘴を横に寝かせて、川の流水を一口飲みました。 
喉を潤したカラスは飛び石ブロックをぴょんぴょん跳んで渡り歩き、此岸に向かいます。 

ここで気配を感じた私がカメラを左にパンすると、対岸の飛び石ブロックに別個体のハシボソガラスbが止まっていました。 
何か謎の食物を足で押さえ付け、嘴でついばみ始めました。 
しつこくカメラで撮り続ける私を警戒してカラスbは餌を咥え直し、対岸の遊歩道まで少し飛んで運びました。 
私から充分に離れてようやく落ち着いたのか、食事を再開しました。 
残念ながら何度見直しても採食メニューは不明です。 
なんとなく、何か果実が干からびた物を拾い食いしているのではないか?という気がします。 
外側は白っぽい皮で包まれています。
赤っぽい中身は硬い種子のようで、カラスは食べずに捨てています。 
外側の白い薄皮も剥がして捨てているので、食べるところがあるのか?と心配になります。 
分解して遊んでいるだけなのかな? 
先を急ぐ用事のあった私は、ハシボソガラスが完食するまで見届けられませんでした。(公衆トイレに行きたかったのです。)

その間に最初の個体aはどこかに飛び去ってしまいました。

2022/07/29

マイマイカブリと野ネズミが出る夜の河畔林【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 晩春の河畔林を夜な夜な駆け回る野ネズミ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年5月下旬・午後21:25 

河畔林に設置したトレイルカメラによく夜行性の野ネズミ(ノネズミ)が写るのですが、今回は珍客も現れました。 
画面冒頭で野ネズミが林床に転がっている落枝の上を伝ってから右下へ跳び下り、走り去りました。 
その直後、野ネズミと入れ違いで黒くて細長い甲虫がニセアカシア(別名ハリエンジュ)の根際に登場し、林床を左下に歩き去りました。 
このシルエットは間違いなくマイマイカブリでしょう。 
短い登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:17〜) 

もしも野ネズミと出会っていたら、果たして暗闇でマイマイカブリを捕食したでしょうか?
マイマイカブリは自衛用の化学兵器を内蔵しているらしいので、野ネズミが噛み付こうとしても撃退したはずです。   
(マイマイカブリは)危険を感じると尾部からメタクリル酸とエタクリル酸を主成分とし、強い酸臭のある液体を噴射する。(wikipediaより引用)
そんな決定的瞬間をトレイルカメラが撮影する僥倖に恵まれるには、地道に続けるしかありません。 

私はマイマイカブリの実物をほとんど見たことがなくて、憧れの昆虫になっています。 
自然豊かな雑木林の林床で昔一度だけ見かけたことがあるだけです。(動画に撮り損ねた悔しさが今でも記憶に残っています。) 
マイマイカブリが夜行性ということも、この河畔林にマイマイカブリが生息しているということも、今回初めて知りました。 
餌となるカタツムリがこの河畔林に多いことを意味しています。 
日本固有種のマイマイカブリは飛べないため、地域によって多くの亜種に分化しています。 
山形県産@鶴岡市は首の部分が赤紫色をしている。(宮沢輝夫『山形昆虫記』より引用) 
赤外線の暗視映像では登場したマイマイカブリの体色について、残念ながら情報が得られません。 
山形県南部に生息するマイマイカブリは、コアオマイマイカブリ(Damaster blaptoides babaianus) という亜種のはずです。 
この河畔林に落とし穴トラップをあちこちに仕掛けて調べたら楽しそうですけど、なかなかそこまで手が回りません。




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