2016/05/18
ニホンカモシカとの出会い:鼻息威嚇♪
2016年4月下旬
下山していると、私の足音に驚いた野生ニホンカモシカ(Capricornis crispus)が林道の前方に現れました。
カモシカは振り返って静止したまま、こちらの様子を窺っています。
本当は身動きせずに撮影するのが鉄則ですけど、手前の灌木でカモシカの顔が隠れていたので、撮りながらそっと横にずれました。
個体識別できる特徴の有無をチェックしたかったのです。
私の動きに反応したカモシカは鼻息を鋭く吐いて威嚇しつつ、林道の脇の茂みへ逃げ込みました。
斜面を下って行った模様。
夕方で薄暗い時間帯なので(午後17:08)、直前に望遠レンズを外していたのが残念。
カメノコテントウ♀♂の交尾と食卵
2016年4月下旬
柳の枝でカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)の♀♂ペアが交尾していました。
側面から接写すると、交尾器の結合を確認できました。
交尾しながら♀が柳の葉表に付着した何か真紅のゼリー状の塊を食べています。
手前にある葉が邪魔で捕食メニューがよく見えないのですけど、これはクルミハムシの卵ですかね?
本種はクルミハムシの幼虫を捕食することが知られています。
クルミハムシの卵の色を知らない私は「クルミハムシの産卵」でインターネット検索してみると、白色であることがわかりました。(参考サイト1)
柳でよく見かけるヤナギハムシの卵も白色でした。(参考サイト2)
一方、カメノコテントウの卵塊がこのような赤色をしているそうです。(参考サイト3)
一種の共食いになりますが、別個体の♀が産んだ卵なら構わずに見つけ次第、食べてしまうのでしょうか。(食卵)
参考:海野和男のデジタル昆虫記より
・ヤナギハムシの卵を食べるカメノコテントウ
・ヤナギハムシとカメノコテントウの卵
赤い卵を食べ終えた♀は♂を背負ったまま(交尾器を結合したまま)、柳の小枝をウロウロし始めました。
「色気より食い気」の♀は次の獲物を探しているのでしょう。
※ 逆光気味の接写パートのみ、動画編集時に自動色調補正を施しています。
2016/05/17
ホオアカ?(野鳥)の地鳴き
2015年10月下旬
峠道の脇の藪に隠れながら、時折チッチッ♪と鳴いている(警戒声?)野鳥がいます。
足元の枝に嘴を擦りつけているのは転移行動でしょうか。
なかなか全身像を見せてくれずもどかしいのですが、これは冬羽のホオアカ(Emberiza fucata)ですかね?
頬が赤くないのが悩ましい…。
若鳥はこういう色なのかな?
もし間違っていたらご指摘ください。
私も我慢比べでじっと動きを止めて撮影していると、ようやく警戒を解いた鳥が飛んで移動しました。
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