2015/07/13
サラサウツギの花蜜を吸うキタテハ
2015年6月中旬
道端に咲いたサラサウツギ(=ヤエウツギ)の灌木でキタテハ(Polygonia c-aureum)が何頭も訪花していました。
翅を開閉しながら花に口吻を差し込んで吸蜜。
ゼンマイ状の口吻を伸縮させながら休んでいるだけのときもありました。
翅を開いて日光浴なのかもしれません。
3日ぶりの定点観察でしたが、早くも一部の花が枯れ始めました。
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チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2015/07/12
枯れ草の茎から巣材を集めるフタモンアシナガバチ♀
2015年6月中旬
道端のちょっとした空き地に蔓延るツルマンネングサの群落にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が1匹来ていました。
てっきり吸蜜のために訪花しているのかと思いました。
▼関連記事ところが、地面に落ち倒伏した真っ直ぐな枯れ茎の表面から巣材を集めていることに気づきました。
ツルマンネングサの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀
(植物名は不明。パピルス…ではなくて、なんとなくススキやセイタカアワダチソウですかね?)
「こんちゅーぶ!」の記録を遡ってみてもフタモンアシナガバチの巣材集めを観察したのは意外にもこれが初めてでした。
また他の種類のアシナガバチ類でも材木の表面から巣材を集めていることが多く、草の枯れ茎を巣材としている例は初見でした。
巣材集めの間にセイヨウミツバチ♀がツルマンネングサを訪花しています。
大顎で齧り取ったパルプを団子状に丸めると、フタモンアシナガバチ♀は巣材を持ってふらふらと飛んで行きました。
飛行速度がゆっくりなので目で追うと…。
つづく→軒下で造巣
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ハチ・アリ(膜翅目),
造巣
トンボエダシャク♂(蛾)
2015年6月中旬
トンボエダシャク♂(Cystidia stratonice stratonice)が桑の葉に乗っていました。
腹端に黒い尾毛があるので性別は♂です。
ほんのわずかに腹端を持ち上げている気がするのですが、葉の形状に体を沿わせているだけかもしれません。
腹端のヘアーペンシル(hairpencil, scent brush)から性フェロモンを放出してる(コーリング)のか?とちょっと思いました。
ヒラヒラと飛ぶ様子は撮れませんでしたが、別な種類の木に移動しました。
翅を開閉しながら葉柄に止まっています。
最後は翅を広げたまま静止。
この樹種がお分かりの方はぜひ教えて下さい。
周囲の環境は杉林の林縁で、雑木の灌木が並んでいました。
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