2011/12/09

野生ニホンザル母子の地上採食と毛繕い



2011年11月上旬

里山の栗林で野生ニホンザルMacaca fuscata fuscataの群れと遭遇(前編)。
広場で一頭の猿がこちらに背を向けて地面に座り採食していました。
そこへ親子連れの二頭がやって来ました。
好奇心旺盛な子猿は分け前を期待するかのように背後から覗き込みます。
初めの猿はこれを嫌ってか、その場を立ち去りました。
子猿は何やらおこぼれを採食。
母猿は近くの倒木に腰を下ろすと体を掻き、自分で毛繕いを始めました。
子猿が寄って来ると丁寧に毛繕い(ノミ取り)してやる様子が微笑ましい。
毛を掻き分けてノミを一匹ずつ器用に取って食べています。
遠くからカメラを構えて撮影するこちらを初めはチラチラ意識(警戒)していましたが、やがて馴れたようでリラックス。

中編につづく。





2011/12/08

クロスズメバチ♂@瀕死の徘徊・旋回



2011年11月上旬

山間部の歩道でクロスズメバチの仲間が日光浴していました。
長い触角と腹部が7節あることから♂と分かります。
腹端の交尾器が伸びていますが、交尾済みなのだろうか。
次に顔の側面を見て、ホオナガスズメバチ属ではない(マーラー・スペースが狭い)ことを確認しました。
蜂が路上をうろうろ徘徊し始めたので、顔正面を拝むのに苦労しました。
頭盾中央の黒帯が下縁まで達していない点からクロスズメバチ♂(Vespula flaviceps)だろうと判明。
雄蜂はその場でぐるぐる旋回し始めました。





撮影後、あり合わせのビニール袋に採集して持ち帰りました。
クロスズメバチ♂は相当弱っていたようで(寿命?)、帰宅するとすでに息絶えていました。



2011/12/07

トビ2羽の飛び立ち【野鳥】



2011年11月上旬

トビと思われる野鳥が電柱の天辺に二羽止まり、眼光鋭く辺りを睥睨していました。
つがいまたは親子なのでしょうか。
やがて一羽ずつ飛び立ちました。
飛翔シーンはスローモーションにすればよかったですね。
(HTML5対応のブラウザで閲覧すると、YouTube動画の再生速度を各自が調節できます。)
力強く羽ばたいた後は風に乗って滑空します。
鳴き声は発しませんでした。
(風切り音で聞こえませんでした。)

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