2026年4月下旬・午前11:10頃・晴れ
里山の細い山道でヒメギフチョウ♀(Small Luehdorfia)が低く忙しなく飛び回っていました。
ウスバサイシンなど幼虫の食草を探しているのでしょう。
メインの林道へ合流する地点の手前で、日当たりの良い場所でした。
下草に点々と生えたウスバサイシンに何度も舞い戻ってきて、触角や脚で葉に触れて吟味しています。
腹端を曲げて葉裏に産卵したかどうか、肝心の腹端が隠れて見えませんでした。
過去に撮った産卵動画ではもっと時間をかけていたので、今回はなぜか産卵してない気がします。
ウスバサイシンの葉をめくって卵の有無を確認すべきでしたね。
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山道の法面にはカタクリの花が咲いていたのに、ヒメギフチョウ♀は吸蜜せずに飛び続けています。
※ ヒメギフチョウ♀の飛ぶ動きがあまりにも速いので、等倍速の映像は割愛し、全編1/5倍速のスローモーションに加工しました。
必死で流し撮りを試みた映像は手ブレがひどく、そのままでは見てられません。
【考察】
今のところ、私がヒメギフチョウを見かけるのは、いつも里山の低い地点ばかりです。
春に羽化したギフチョウやヒメギフチョウは、配偶行動のために山頂や尾根に集まるらしいのですけど、私はまだ一度もヒメギフチョウの求愛や交尾を観察できたことがありません。
春山の山頂や尾根まで登る回数をもっと増やさないといけません。
(長い冬の後の春は私の体力が落ちているのと、残雪の雪崩がちょっと怖いのです。)
地球温暖化が進むと、北方系のヒメギフチョウはますます見られなくなるだろうと予想しています。
シカが今まで越冬できなかった雪国(豪雪地帯)にまでこれから分布を広げると、ヒメギフチョウの食草であるウスバサイシンを含めてあらゆる下草を食べ尽くされてしまう、という恐ろしい懸念もあります。
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