2025/12/21

秋雨の降る明け方にアナグマの空き巣で虫を捕食しに来た3頭のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年10月上旬・午前5:10頃・気温14℃・日の出時刻は午前5:38 

ニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)がある平地の二次林を2台の自動撮影カメラで見張っていると、雨が降る夜明け前に3頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がやって来ました。 
最近アナグマの家族はここで暮らしておらず、空き巣になっています。 

タヌキがアナグマの巣口Lに顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
カマドウマの幼虫と思われる穴居性の小さな虫が巣口L付近をうろついているのに、タヌキは暗闇ではなかなか気づけません。 
ようやく口を開けて虫の捕食を試みたものの、逃げられました。 

その後にクゥーン♪と数回鳴いたのは、欲求不満(フラストレーション)の現れなのかな? 

その間、別個体のタヌキが別の巣口Rに上半身だけ潜り込んで内見したものの、すぐに後退して外に出てきました。 
雨天でも巣穴Rから外に出てきたカマドウマの幼虫が林床を徘徊しています。 

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


つづく→

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