2024年10月上旬・午前5:10頃・気温14℃・日の出時刻は午前5:38
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)がある平地の二次林を2台の自動撮影カメラで見張っていると、雨が降る夜明け前に3頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)がやって来ました。
最近アナグマの家族はここで暮らしておらず、空き巣になっています。
タヌキがアナグマの巣口Lに顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。
カマドウマの幼虫と思われる穴居性の小さな虫が巣口L付近をうろついているのに、タヌキは暗闇ではなかなか気づけません。
ようやく口を開けて虫の捕食を試みたものの、逃げられました。
その後にクゥーン♪と数回鳴いたのは、欲求不満(フラストレーション)の現れなのかな?
その間、別個体のタヌキが別の巣口Rに上半身だけ潜り込んで内見したものの、すぐに後退して外に出てきました。
雨天でも巣穴Rから外に出てきたカマドウマの幼虫が林床を徘徊しています。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
※ 雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
0 件のコメント:
コメントを投稿