2024年10月上旬
シーン1:10/9・午後15:50・晴れ・気温15℃(@0:00〜)
先行する個体aは、枯れたマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)の灌木に前足を掛けながら後足で立ち上がり、気になる上部の匂いを嗅いでいました。
タヌキaが前足に体重を掛けたら、その灌木が根元からポキッと折れてしまいました。
意図的に折ったのではありませんが、折れてもタヌキは驚いたりしませんでした。
その間、後続個体bは獣道の横に立つオニグルミの幹の根元に排尿マーキングして縄張りを宣言しました。
このとき右後足を上げながら小便したので、♂と分かります。
その後、タヌキ♂bはアナグマの巣口Lをじっと覗き込んでいます。
巣穴から虫(カマドウマの幼虫)がピョンピョン跳び出してきたのに、小さすぎて捕食し損ねました。
シーン2:10/9・午後15:50・晴れ・気温14℃(@1:00〜)
別アングルで設置した監視カメラでも撮れていました。
【考察】
アナグマの営巣地(セット)には多数の落枝が散乱していますが、また新たに落枝が追加された瞬間が撮れていたことになります。
木の枝が折れるのは、強風や大雪など厳しい気象のせいだけではありません。
ニホンザルが木に登って、威嚇のディスプレイとして枝をボキッと意図的に折ることもあります。
関連記事(4ヶ月前の撮影)▶ アナグマの旧営巣地で木揺すりディスプレイするニホンザル【トレイルカメラ】
つづく→
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