2024年7月下旬・午後14:20頃・晴れ
ピーエ、ピーエ♪と甲高い声で鳴きながら、2羽の猛禽が郊外で青空に弧を描くように飛んでいます。
上昇気流に乗った帆翔です。
クリやオニグルミなど大木の下に隠れながら撮影していた私の真上まで猛禽が偵察に来てくれたのですが、逆光でシルエットしか見えません。
辛うじて翼下面の斑紋が読み取れ、トビではなくノスリ(Buteo japonicus)と判明しました。
スギ防風林の上空に移動してから、1羽がスギ高木の天辺に留まりました。
すると、後から追いかけて来た個体が襲いかかって追い払い、入れ替わりで止まり木に着地しました。
素人目には、本気の縄張り争いというよりも、遊びで軽く小競り合いをしていただけのように思いました。
例えば、巣立った幼鳥が飛行練習をしたり遊んだりしているのかもしれません。
入れ替わりでスギの梢に留まった個体が鳴き続ける様子をこの後、動画で記録しました。
関連記事(同所で同日の撮影)▶ スギの梢でピーエ、ピーエ♪と鳴き続ける夏のノスリ(野鳥)
その後私は少し移動してから、止まり木から飛び立ったノスリが再びもう1羽と一緒に帆翔する様子を撮影しました。(@1:07〜)
立ち去りかけた私の頭上をノスリが鳴きながら追いかけてきます。
やはり近くに営巣木があるような気がしてなりません。
だとすれば、親鳥をこれ以上刺激しないように、私は急いで現場から離れました。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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