2026/08/12

春の雪山でニホンカモシカの溜め糞を見つけた!

 

2025年4月中旬・午後13:20頃・晴れ 

春の雪解けが進む里山で雪崩が収まった頃に、通い慣れたルートを久しぶりに歩いてみました。 
雪崩の多発する急斜面には、毎年の撹乱のせいで木がほとんど生えません。 
その急斜面の直下で平坦になった山腹にカラマツの大木が2本並んでいます。 
カラマツの真下の残雪にニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞sr3を見つけました。 
俵型の茶色い糞粒が雪面に薄く(一層で)広く散布されていました。 
これは1頭のカモシカによる1回分の排泄物なのかな? 
(糞粒を数えるべきかもしれません。)
古い溜め糞だったようで、周囲の雪面にカモシカの歩いた蹄跡は残っていませんでした。 
雪の下に埋もれていたカモシカの糞粒が、春の雪解けで露出したのかもしれません。 

ハエや糞虫などの昆虫はまだ休眠越冬中のようで、溜め糞には全く来ていませんでした。 
採寸代わりに、熊よけスプレー(長さ20cm)を溜め糞の横に並べて置いてみました。 
糞粒の他にはカラマツの細い落枝が一緒に散乱しています。 

関連記事(3、13年前の撮影)▶ 


【後日談】
この溜め糞場sr3にその後も通って定点観察してみたのですが、季節が進んで草木が生い茂っても、新鮮な糞粒が追加されることはありませんでした。
したがって、これはやはり1回限りのトイレであって、「溜め糞」と呼ぶのは不適当かもしれません。


つづく→



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春の林内で排水溝に貯まった雪解け水を飲むキジバト(野鳥)

 

2025年4月中旬・午後13:00頃・晴れ 

春の林内で素掘りの排水溝(幅は2m弱)に雪解け水がなみなみと貯まっています。 
久しぶりに現場入りした私が、そこに設置していたトレイルカメラの保守作業をしていると、飛来したキジバトStreptopelia orientalis)が近くに舞い降りました。 

水際まで土手を降りると、水を飲み始めました。 
岸の手前に生えたシダ(種名不詳)の葉が邪魔で、肝心の口元が見えないのが残念です。 
他の鳥と違ってハト類は頭を下げたままゴクゴクと水を飲めるはずなのに、このキジバト個体が頻繁に頭を上げているのは、周囲を警戒しているのでしょう。 
体をねじって無理な体勢で隠し撮りしている私の存在に気づいているのかもしれません。 

春風で水面が軽く波打っています。 
小川に見えるかもしれませんが、流水ではなく止水です。 

続けて水浴びもするかと期待したのですが、喉の乾きを癒やすとキジバトは方向転換して土手を登り、春の林床をトコトコ歩き去りました。 
キジバトの羽根の模様は、林床の落ち葉や落枝に紛れて見事な保護色になっています。 
パタパタと羽音を立てて林床から飛び去るシーンは撮り損ねました。


つづく→

2026/08/11

林内の排水溝に貯まった雪解け水を飲む春のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月中旬・午前5:05頃・気温8℃・日の出時刻は午前5:06 

春の林内で雪解け水が貯まった排水溝を自動センサーカメラで見張っています。 
小川に見えるかもしれませんが、流水ではなく止水です。 
左に見えるスギ植林地の水はけを良くしないと、根腐れするのでしょう。
やがて雪解け水は干上がってただの溝になり、野生動物が往来する獣道となります。

ちょうど日の出直前にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)のペアがやって来ました。 
先行個体が水際まで降り、舌を出し入れして水を飲んでいます。 
1.5倍に拡大した映像をまずご覧いただき、次にオリジナルの等倍でリプレイ。
音量を上げてもピチャピチャという水音は聞き取れませんでした。 
タヌキは喉を潤すと、ぐるっと手前に回り込んで対岸に向かいました。 

後続個体は渡河地点を探しながら岸辺を歩いてきました。 
排水溝を対岸に跳び越えるには幅が広すぎるようです。 
先行個体と同様に、迂回するようです。 


関連記事(1、2、4年前の撮影)▶ 


つづく→

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