2024/11/10

フレンチ・マリーゴールドの花蜜を吸うシロオビノメイガ(蛾)

 

2023年10月中旬・午後15:40頃・晴れ 

街なかの花壇(ホテルの駐車場の隅)に咲いた八重咲きのフレンチ・マリーゴールドの群落でシロオビノメイガSpoladea recurvalis)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 

通常マクロモードで正面からカメラのレンズをそっと近づけて接写しても逃げませんでした。 
やがて口吻を伸ばすと、吸蜜を始めました。 
私が太陽を背にしてしまったので、カメラの影が被写体に落ちないよう撮影アングルに苦労しました。 
花から飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

少し離れた別の花で見つけたシロオビノメイガは、日陰に咲いた花の上で休んでいるだけでした。 
左右の触角を交互に振り立てているものの、口吻は縮めたままです。 
しばらくすると、自発的に飛び立って別の花に移動しました。 
実は、フレンチ・マリーゴールドの花で吸蜜する個体よりも、葉裏などに隠れているシロオビノメイガの方が多数いました。 

余談ですが、前半の撮影中に、別の蛾が手前から飛来して、隣に咲いたフレンチ・マリーゴールドの花に止まりました。 
しかし花の下に隠れるように止まったので、翅裏しか見えません。 
シロオビノメイガとは別種の蛾だと思うのですけど、どなたか見分けられる達人がいらっしゃいましたら教えて下さい。(シャクガ科ですかね?) 
シロオビノメイガにしては、止まったときの翅の広げ方が違います。 
蝶や蛾の翅の裏面だけを撮った写真を集めた図鑑やウェブサイトがあれば役立つのですけど、マニアック過ぎますね。 
着陸直前の飛翔シーンの動画から翅表が辛うじて移っているフレームから切り抜いてみたのですけど、羽ばたきが早すぎて、しっかり開いた状態の翅表が写っていませんでした。



この花壇では他にセセリチョウの仲間もフレンチ・マリーゴールドに訪花していたのですが、撮り損ねてしまいました。 


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2024/11/09

雪山でニホンカモシカの蹄跡を辿ると溜め糞場を新たに発見!

 

2023年12月下旬・午後13:10頃・くもり 

初冬の雪山でニホンカモシカCapricornis crispus)のアニマル・トラッキングをしたら、嬉しい収穫がありました。 
スノーシューを履いて雪面に残る蹄跡を辿って行くと、里山の通い慣れた山道から外れて横の山林に入って行きました。 

しばらく進むと、スギの木の下に溜め糞場sr2を新たに発見しました。 
周囲はスギ、アカマツ、カラマツなどの混交林で、倒木もゴロゴロあります。 
糞粒の山(糞塊)が辺りに複数あるということは、カモシカが何回にも分けて(時間を空けて)排泄したということを意味しています。
糞粒にうっすらと雪が積もっているのは、少し古い糞塊と分かります。 
雪に埋もれた糞塊の上を踏み荒らして歩いた蹄跡もあるので、(複数個体?の)カモシカが何度も溜め糞場sr2を通っているようです。 

雪を溶かした小便の跡も残されていました。 
カモシカが排尿した跡の雪は茶色に染まっていました。 
小便の跡が見つかるのは積雪期ならではの収穫です。

残念ながら、今回見つけたニホンカモシカの溜め糞場sr2にフユユスリカは群がっていませんでした。 
関連記事(1年前の撮影)▶  

以前から別の地点で見つけていたカモシカの溜め糞場sr1は最近あまり使われなくなっているようなので、トレイルカメラでこっちを定点監視した方がよいかもしれません。


大町山岳博物館『カモシカ:氷河期を生きた動物』によれば、
カモシカは自分の行動圏の中に、何ヶ所も糞をする場所を持っている。同じ場所で何回も糞をするため、そこは糞で盛り上がっており、大きなものは直径1mくらいもある。このような場所をタメ糞場、あるいは糞場などと呼んでいる。(p16〜17より引用)


実はここからが本題です。 
溜め糞場sr2から更にカモシカの足跡を辿って行くと…。 







根曲がり巣穴の横でスギ倒木の根っこが気になる初冬のヤマガラ【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月中旬

シーン0:12/11・午後14:11・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
平地のスギ防風林にある「根曲がり巣穴」をトレイルカメラで見張っています。 
後にここでニホンイタチが越冬していることが分かりました。 
杉の木が強風で奥に向かって根こそぎ倒れ、その巻き添えを食った落葉性広葉樹の幼木が毎年の積雪の重みで捻じくれた「根曲がり」の樹形に育ちました。 
手前に見える赤い実は、ツルウメモドキという蔓植物です。 
根雪が積もる前に登場したヤマガラSittiparus varius)の様子をまとめました。 


シーン1:12/12・午後12:00(@0:03〜) 
正午に1羽で来たヤマガラが、巣口を覗き込んでいました。 
一度は左に飛び去ったのに、しばらくすると右から戻ってきました。 
もしかすると、別個体のヤマガラとペアで行動しているのかもしれません。 


シーン2:12/14・午前10:49(@0:24〜) 
風倒したスギの根にまだ土がびっしり付いているのですが、そこに2羽のヤマガラが来て細根の奥を啄んだりしています。 


シーン3:12/16・午後13:36(@0:44〜) 
再びヤマガラが来ていて、スギ倒木の根っこを物色していました。 


シーン4:12/16・午後13:38(@0:53〜) 
1分30秒後にヤマガラが右から戻ってきました。 
スギ風倒木の根っこや根曲がり巣穴の巣口を探索してから右へ飛び去りました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】
スギ倒木の根っこにヤマガラが繰り返し飛来して、餌を探しているようなのが気になりました。
露出した根っこの隙間に隠れている虫を捕食しに来るのか、それともまさか土を食べる行動(ミネラル摂取?)なのでしょうか? 
ヤマガラは貯食する鳥ですから、もしかすると冬に備えて木の実を隠しているのかもしれません。
いずれにせよ、決定的な証拠映像は撮れていません。

根曲がり巣穴の手前にあるツルウメモドキの赤い熟果を野鳥が食べるかと期待したのですが、ヤマガラは見向きもしませんでした。

根曲がり巣穴にイタチが住んでいるとしたら、巣口の近くに野鳥が来ていたら狩られるのではないかと心配になります。
しかし野鳥は別に警戒している様子はありません。


つづく→

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