2022/04/28

雪山でスギの木に登るカケス【トレイルカメラ:冬の野鳥】

 

2022年1月下旬 

里山の杉林を通る林道に設置したトレイルカメラにカケスGarrulus glandarius)の姿が写っていました。 

シーン1:1/27・午後15:08・晴れ 
スギ大木の幹の裏側に止まった鳥の尾羽だけが突き出て見えます。 
何をしているのでしょう? 
キツツキが杉林に来るとは思えないので、なんとなくカケスではないかと思いました。 

シーン2:1/29・午後15:06・晴れ 
2日後の同じ時間にカケスが再登場。 
杉の垂直な幹に器用に止まり、樹皮の下で越冬している虫を探しているようです。 
もしかすると、ドングリの実を予め貯食しておいたのかもしれません。 
杉の横枝には行かず、ピョンピョンと幹を登って行きました。 

2022/04/25

雪深い杉林を深夜にうろつくニホンノウサギ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年1月下旬・午前2:30・小雪 

雪山の杉林を監視しているトレイルカメラに夜行性のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)が写りました。 
前回は遠くて本当にノウサギかどうか確信が持てませんでしたが、今回はバッチリ撮れました。
前回の記事:▶ 雪山のスギ林で夜明け前に活動する謎の小動物【暗視映像:トレイルカメラ】

小雪がチラつく深夜に登場したノウサギがスギ大木の根元で立ち止まり、根元の雪面や幹の匂いを嗅いでいます。 

やがて左へピョンピョン移動し始めました。 
意外とゆっくりした足取りです。 
深雪でも足が潜らないのは、スノーシューのように足の面積が相対的に大きいためです。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイすると、長い後足が前足の前の雪面に毎回着くことがよく分かります。



2022/04/24

雪山でスギの木を登るニホンリス【トレイルカメラ】

 

2022年1月中旬・午前9:54・晴れ 

里山の杉林の林道を監視しているトレイルカメラにニホンリスSciurus lis)が再び写りました。
前回の記事:▶ 杉の木を下り雪道を走るニホンリス【トレイルカメラ】

スギの根元からためらいがちに垂直の幹を登りました。 
幹の表面に所々粉雪が付着していてもリスは平気で木登りが可能です。 
幹から分岐する横枝に行くことはありませんでした。 
リスが木登りすると、その振動で樹上から粉雪がちらちらと降ってきます。 

杉の植林地に本来リスの食糧は無いはずなのに、厳冬期にリスが一体何の用事があって来るのか、不思議です。
冬越しのために備蓄食糧の一部を予め杉林に貯食していたのかな?



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