2022/03/30

杉林の林道を深夜に歩くニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年12月中旬・午前00:15頃・晴れ 

里山でスギ植林地の林道に残されたタヌキの溜め糞場をトレイルカメラで監視していると、ニホンカモシカCapricornis crispus)が真夜中に通りかかりました。 
林道の中央ではなく、スギ並木に近い道の左端を選んで歩いていました。 
ホンドタヌキの溜め糞を踏まないように林道の真ん中を避けたのかと思ったのですが、眼下腺マーキングのためだと後に分かってきます。(動画公開予定) 

※ 後半のリプレイは、動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しました。



 

2022/03/29

夜の河畔林で活動する謎の昆虫【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2021年12月上旬・午後17:40頃・晴れ(日没時刻は午後16:18)

トレイルカメラを野外に設置すると、恒温動物の野鳥や野生動物だけでなく昆虫が撮れることもたまにあります。 
河畔林のタヌキ溜め糞場を監視する映像で、画面右の立木の幹を謎の昆虫がゆっくり歩いて下っています。 
地面に降りると、そのまま林床を徘徊し始めました。 
小さ過ぎて正体不明です。(なんとなく甲虫かな?) 
タヌキの溜め糞を目指しているようにも見えますが、到達する前に録画が切れてしまいました。 

撮影時の気温を知りたいところですけど、残念ながら動画モードでは気温データを取得できません。 
今回トレイルカメラのセンサーが何に反応して起動したのか不明です。 
熱源を動体検知するはずなので、変温動物の昆虫に反応しないと思うのですが…。 
赤外線の暗視映像で謎の昆虫は黒く写っているので、温度は低いです。 
前端が白く光って見えるのは、虫の複眼がカメラの赤外線を反射しているのでしょう。 



2022/03/28

夜の河畔林を歩くニホンイタチ?ホンドテン?【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2021年12月中旬・午前22:30頃・霧 

河畔林のタヌキの溜め糞場を監視するトレイルカメラ(無人センサーカメラ)に新たな野生動物が写っていました。 
河畔林でやや霧が立ち込めている晩にニセアカシア立木の奥を左から右へ歩いて行きました。
細長い体を波打たせる尺取り虫型の歩行でした。
手前にあるタヌキの溜め糞には興味が無いようで、素通りしました。 
初めはニホンイタチMustela itatsi)かと思ったのですが、後にホンドテンMartes melampus melampus)の可能性も出てきました。 
この動画だけでは私には見分けられません。 

画面の奥には川が右から左へ流れていますから、テン/イタチは川沿いを上流に向かって行ったことになります。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 

実はこの流域では2年前(2019年6月上旬の夕方)、ブラインド内に籠もってノスリの巣を終日観察した時にイタチ?を目撃しています。
当時は撮り損ねてしまい、たいそう悔しい思いをしました。
今回ようやく証拠映像が撮れて感無量です。



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