2021/07/06

拾った羽毛を産座の巣材として巣に搬入するスズメ(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後14:55頃・くもり 

農村部でフワフワした白い羽毛を拾ったスズメPasser montanus)が嘴に咥えたまま、納屋のトタン屋根の上に飛び上がりました。 
産座として巣内に敷き詰める材料を運搬中だとすぐに分かった私は、このスズメが帰巣するまで見届けることにしました。
▼関連記事(1、3年前の撮影) 
巣材として羽毛を集めるスズメ(野鳥) 
巣材の枯草を集め軒下の穴に搬入するスズメ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】

ところが、初めからこのトタン屋根に止まっていた2羽のスズメのうちの片方が、羽毛を運んできた個体を攻撃して追い払ってしまいました。 
営巣地を巡る縄張り争いがあるのでしょうか? 
スズメ同士で巣材の奪い合い(盗み寄生)があるのなら興味深いのに…と思いつつ撮影を続けます。 

しばらくすると、羽毛を咥えた個体が左から戻って来ました。 
屋根の棟をピョンピョン跳んで右端まで移動しています。 
今度は邪魔をする個体は居ませんでした。 
トタン屋根の端に足を掛けてぶら下がり、入巣のタイミングを見計らっています。 
営巣期の野鳥は巣の位置を極力ヒトに知られたくないので、今回のスズメもおそらく私に見られていることを気にしているのでしょう。 
軽くホバリングして屋根の棟に戻ってしまいました。 
何度も入巣をためらっています。 

そこへトタン屋根を左から登場した別個体も嘴に何かフワフワした物を咥えていました。(@0:58) 
このスズメも産座の巣材を運搬中なのかもしれません。 
植物の綿毛を運んでいるようにも見えたのですけど、近寄って来た別個体(餌乞い?)を警戒して逃げてしまいました。 

 一方、羽毛を咥えたまま入巣をためらっていた個体が遂に、屋根の棟の端にあるトタンの隙間に潜り込み、巣材を搬入しました。(@1:07) 
この巣は比較的安全な場所かもしれませんが、直射日光が照りつけると巣内はかなり熱くなりそう…と老婆心ながら心配になります。 

そのまま長撮りを続けると、入巣から1分25秒後にようやくスズメが空荷で巣口に頭から姿を現しました。(@1:55) 
トタン屋根の裏側の空間(屋根裏)がどうなっているのか分かりませんが、スズメの親鳥が巣内で方向転換できるぐらいの広さはあるようです。 
スズメは巣口から身を乗り出してしばらく周囲を見張ってから、外に飛び出しました。 
出巣の直後に左急旋回して屋根の棟の端に着地すると、羽繕いを始めました。 
一休みしただけで、すぐにまた左へ飛び去りました。 

入巣および出巣の瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@2:25〜)。
スズメが産座の巣材を搬入する一部始終を観察できたのは初めてで、嬉しい収穫でした。

 

2021/07/05

ハルザキヤマガラシの花で採餌するヒメハナバチの一種♀

 

2021年4月下旬・午後13:35頃・晴れ 

水田の農道沿いに咲いたハルザキヤマガラシの群落でヒメハナバチ科の一種♀が訪花していました。 
後脚の花粉籠に黄色の花粉団子を満載しています。 
後半はマクロレンズを装着して採餌行動を接写してみました。(@0:48〜) 
吸蜜しながら身繕いし、体に付着した花粉を花粉籠に移しています。 
顔も薄黄色の花粉で汚れています。 

同定するには採集して標本を精査しないと私には分からないのですが、この日は採集容器を持ってなくて諦めました。
もし映像から種類が見分けられる達人がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

樹上で羽繕い、脱糞するビンズイ(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後16:55頃・くもり 

山麓の林縁で芽吹き始めた落葉樹(樹種不明)の枝に地味な鳥が止まって居ました。 
私がカメラを向けたら何度か逃げられてしまい、ようやく撮れた映像です。 
ホオジロ♀やカシラダカ♀と迷ったのですが、調べてみるとビンズイAnthus hodgsoni)という種類でした。 
嘴を足元の枝に擦り付けているのは、緊張や警戒から来る転移行動なのかな? 
冒頭でツィーッ♪と甲高く鳴きました。(@0:09)
尾羽根を神経質そうに上下させているのがセキレイ類を連想したのですが、ビンズイはセキレイ科でした! 
足で頭を掻き、羽繕いを始めました。 
左翼の根元や左肩の羽根を嘴で整えています。 
やがて止まり木で方向転換すると、白い液状便をポトリと排泄しました。 
軽量化の直後に飛び去りながら、ツィーッ♪澄んだ甲高い声を発しました。 
脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

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