2021/04/20

墓地で湯呑茶碗をもて遊んでいたニホンザル♀がうっかり落として割る!

 

 2020年12月上旬・午前11:50頃・くもり 

山麓の集落に野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが山から降りてきていました。 
村の墓地で若い♀(子ザル)が石の上に乗っています。 
なぜか湯呑茶碗を手に持ち、墓石の上で転がしたりしたりして感触を楽しんでいました(遊び)。
中には酒(雨水?)が入っていたので、お供え物として墓地に置いてあったのでしょう。 
ニホンザルが湯呑を自分で持って墓石によじ登ったのか、それとも墓石の上に誰かヒトが乗せておいた湯呑を見つけて遊んでいたのか、不明です。 
私に気づいて目線をくれた途端に子ザルの集中力が途切れ、手が滑って湯呑をうっかり下に落としてしまいました。 
陶器の湯呑茶碗はガチャン♪と音を立てて割れてしまったようです。 
子ザル♀はきまり悪そうに墓石から慎重に地面に降りて、姿を消しました。 

映像を見れば分かるように、子ザルは決して湯呑をわざと割った訳ではなく、好奇心の強い子供らしいただの過失(粗相)です。 
後から割れた湯呑だけを見て「けしからん!猿に湯呑茶碗を割られた」と怒るヒトがいるかもしれませんが、山村の猿害対策としては墓地にお供え物(食料)を放置せずに持ち帰ることも重要です。 

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2021/04/19

エクリプスから換羽中のコガモ♂を見つけた池(冬の野鳥)

 

2020年11月下旬・午後12:30頃・くもり 

平地の防風林に囲まれた小さな池で少数のコガモ♀♂(Anas crecca)がひっそりと水面採餌していました。 
♂は生殖羽に換羽中のエクリプス状態でした。
頭部の緑色が斑になっていてみすぼらしい姿です。
コガモのエクリプス♂を見たのは初めてかもしれません。
警戒心が強く、私に気づくと枯れたヨシが茂る岸の陰に隠れてしまいます。 
私が欲を出してそっと近づこうとすると、群れは一斉に飛び去ってしまいました。 

別の池で先月に見たコガモの群れは♀のみで、エクリプス♂は不在でした。
▼関連記事(1.5ヶ月前の撮影) 
池に浮かぶ流木に付いた藻を食べるコガモ♀(野鳥)

羽化したサムライコマユバチ♀♂の大群:寄主ナシケンモン(蛾)幼虫

 

 ナシケンモン(蛾)の飼育#13

前回の記事:▶ 繭塊から続々と羽化するサムライコマユバチ【10倍速映像】寄主ナシケンモン(蛾)幼虫
2020年11月中旬・午後15:35頃 

繭塊から羽化を始めてから2日後。 
密閉容器内で夥しい数のコマユバチ科サムライコマユバチの一種(Cotesia sp.)成虫が活動していました。 
微小な蜂とは言え、たった1匹の寄主からこれほど多数の成虫が羽化するとは驚きです。 
単独の寄生蜂♀が多数の卵を寄主のナシケンモン(Viminia rumicis)幼虫の体内に産み付けたのです(多寄生)。 

蜂は全身が黒色で、脚だけが黄土色(跗節は黒色)でした。 
『繭ハンドブック』p90に同じくナシケンモンに体内寄生するサムライコマユバチの一種(Cotesia sp.)が掲載されています。 
写真が小さいのが残念ですが、それを見ると脚の色が赤っぽいので、素人目には別種のような気がします。
 (これからの図鑑は全て電子書籍にして、フルカラーの写真を自由に拡大できるようにして欲しいです。) 
腹側から見たときに腹端に短い真っ直ぐな産卵管があるのが♀だと思うのですけど、逆に映像では♂が見当たりません。 
背側からでは、翅に隠れて腹端(産卵管の有無)が見えなくなってしまいます。 

容器内で求愛・交尾している♀♂ペアが見当たりません。 
羽化直後に交尾を済ませるのだとしたら、見逃してしまったようです。 

体重の軽い微小なサムライコマユバチはプラスチック容器の垂直な壁面もサランラップ蓋の裏面も逆さまになって平気で歩き回ることが可能です。 
たまに飛び回る個体もいます。 
蓋の代わりに張ったサランラップ越しに接写したのですが、サランラップの表面に静電気で付着した綿埃が見苦しいですね…。 
蜂がサランラップを食い破って脱出することはありませんでした。 

円筒形の容器内に閉じ込められても蜂の大群が一方向に多く集まっているのは、明るい窓からの日光に引き寄せられているようです。 
昼行性ですから、正の走光性があるのは当然です。 

シリーズ完。 

以下の写真は、動画の前日に撮ったものです。(羽化開始の翌日) 
コマユバチを同定するために、標本を接写した写真を掲載予定。 
少なくとも羽化した総個体数と性比だけでも、きちんと調べます。


 

ランダムに記事を読む