2020/01/20

ミゾソバの花で食餌するコアオハナムグリ



2019年8月下旬・午前11:05頃

道端のガードレール沿いに咲いたミゾソバの群落でコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花粉や花粉を食べてから茎を昇り降りして隣の花へ移動しました。



2020/01/19

チゴハヤブサとカラスの縄張り争い?(野鳥)



2019年7月下旬・午後16:20頃・くもり


▼前回の記事
止まり木で羽繕い中のチゴハヤブサと並ぶ恐れ知らずのカワラヒワ(野鳥)

定点観察に来てみると、この日はお気に入りの止まり木(ヒノキ枯枝)にチゴハヤブサの姿はありませんでした。
しかし近くでチゴハヤブサFalco subbuteo)とカラスがときどき空中戦を繰り広げていました。
チゴハヤブサは甲高い声でキィーキィーキィー♪と鳴きながら素早く飛び回っています。
近くでカラス(ハシブトガラス?)が鳴き騒いでいる声は聞こえるものの、周囲に木々が多いためにどうしてもカラスとチゴハヤブサの空中戦を同じ画面に捉えることはできませんでした。

カラスの群れが寄って集って猛禽類をモビング(擬攻撃)しているのではなく、逆にチゴハヤブサが縄張り(巣の近く)からカラスを追い払おうとしている威嚇飛翔ではないかと考えています。
チゴハヤブサの営巣木が近くにあるはずだと睨んでいるものの、依然として見つけられていません。
1/5倍速のスローモーションでチゴハヤブサの飛翔をリプレイ。

▼関連記事(9日前の撮影)
チゴハヤブサとカラスが空中戦の大喧嘩(野鳥)
※ 曇り空でも逆光気味なので、動画編集時にコントラストではなく彩度を上げました。
音声を正規化して音量を強制的に上げています。


つづく→鳴きながら♪飛び回るチゴハヤブサ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】


警戒心の薄い鈍感なオナガサナエ成熟♀【ハイスピード動画】



2019年8月下旬・午後14:05頃


▼前回の記事
離着陸を繰り返すオナガサナエ成熟♀【HD動画&ハイスピード動画】

道端の笹薮で見つけたオナガサナエMelligomphus viridicostus)の成熟♀が飛び立つシーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ろうとしたら、とても鈍感なので驚きました。

笹の枯れ葉に止まって個体を飛び立たせようと私が右手の指をそっと伸ばしても逃げません。
それどころか、腹端や翅に繰り返し触れたり押し上げたりしても飛び立たないのです。
かなりしつこく指で翅を擦り上げるように触れたら、ようやく前方に飛んでくれました。
さすがに同じ場所には戻って来ませんでした。

少し飛んだだけで近くの笹の葉に止まり直したので、同一個体でもう一度やってみましょう。
指でオナガサナエ♀の翅や後脚に触れても、やはりなかなか飛んでくれませんでした。
ようやく飛び立つと、同じ場所には舞い戻って来ませんでした。

オナガサナエと出会ったのはこの日が初めてだったので、たまたま(個体差)なのかと思いました。
酷暑で夏バテ(衰弱)しているのでしょうか?
帰宅してから調べてみると、オナガサナエは鈍感なのだそうです。

(オナガサナエの)成熟個体は河川中流域の河原の石の上や枝の先などにじっと静止していることが多い。本種は警戒心が薄く、かなり至近距離に近づくまで逃げないことが多い。wikipediaより引用)


こんなおっとりした性質が弱肉強食の自然界で淘汰されずに残っているのが不思議です。
鳥などの捕食者に襲われたらひとたまりもないでしょう。
物陰に隠れたり擬態している訳でもありませんし、一体どうやって身を守っているのかな?


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