2019/07/25

川沿いの林床で鳴く♪ハシボソガラスの巣立ち雛(野鳥)



2019年5月中旬

巣立ちしたばかりと思われるハシボソガラス(Corvus corone)の雛が河畔林のあちこちに散らばり、鳴き騒いでいました。
親鳥が巣外給餌にやって来るのを待っているのでしょう。

ニセアカシアの大木の根元の草むらに隠れている1羽をまず見つけました。
私が近くに居ても恐れず(あまり逃げずに)無邪気に鳴いています。
嗄れ声でガァー♪と鳴くと嘴の中が真っ赤です。
カラスの幼鳥は嘴の内部が赤いのが特徴です。
河畔林に分散した兄弟姉妹の幼鳥たちと鳴き交わしているようです。

私が幼鳥の近くに立ち止まって撮影しても、親鳥が攻撃してくることはありませんでした。
どこか遠くで採餌しているのでしょう。
もしこれが気性の荒いハシブトガラスなら親鳥は激昂し、巣立ち雛(幼鳥)を守るためにヒトを襲う可能性があります。

1.5時間後に私が戻ってくると、同一個体と思われる幼鳥と再会しました。
親鳥からはぐれて迷子にならないように、ほぼ同じ場所に居たのには感心しました。
飛んだり歩いたりする移動能力もまだ覚束ないのかな?

親鳥が戻って来るまで粘って幼鳥への巣外給餌シーンを観察したかったのですが、先を急ぐので諦めました。
ニセアカシア大木に巻きついて育ったフジが満開の花盛りでした。
このニセアカシアの樹上にカラスの巣があったのかな?と予想したものの、枝葉が茂っているせいか見つかりません。
川の対岸のニセアカシア高木の天辺に1つだけハシボソガラスの巣を発見しています。(この日は空巣)

毎年のように色んな場所で複数のカラスの巣を定点観察しているのですが、こんなに早く巣立つ雛を見かけるとは少し驚きでした。
(他の巣に比べて巣立ちが早いです。)
今年は春の到来が早くて餌が豊富だったのでしょう。

つづく→ニセアカシアの枝に並んで親鳥を待つ2羽のハシボソガラス巣立ち雛(野鳥)


ハシボソガラス幼鳥c(野鳥)@河畔林:林床
ハシボソガラス幼鳥c(野鳥)@河畔林:林床



2019/07/24

ミズキの幹を登る蓑虫:ツツミノガ(蛾)の一種?



2019年5月中旬

昨年の晩秋、落葉した河畔林でカワウとダイサギ混群による集団塒を観察しました。

▼関連記事
カワウとダイサギが河畔林に続々と塒入りする定点映像(野鳥)

春になったので、塒(ねぐら)となった樹種を調べにやって来ました。
(集団塒としてはもう使われていないようです。)
謎の落葉樹には若葉が開き白い花も咲きかけていて、ようやくミズキと判明しました。
ミズキの幹を写真で記録していたら、2頭の細長い蓑虫を見つけました。

右の個体が元気に木登りしています。
(左の個体も冒頭で少し動きました。)
静止していると周囲の樹皮の色に紛れて分かりません。
みごとな隠蔽色(保護色)です。

採寸のために定規を幹に当てたら、木登りしていた蓑虫も警戒して静止してしまいました
幹に対して蓑がほぼ垂直に立っていて、木の棘のように見えます。
もしかして、樹皮やその表面の地衣類を食べているのですかね?

ミズキを食樹植物とするミノガ類を検索してもヒットしませんでした。
ちなみに、このミズキの両隣はオニグルミの木です。
私は蓑虫について詳しくないのですが、形態からツツミノガの一種ですかね?
間違っていたらご指摘願います。

▼関連記事(12年前の撮影)
蓑虫:ツツミノガ(蛾)の仲間の幼虫





ツツミノガsp(蛾)幼虫:蓑虫2@ミズキ幹+scale
ツツミノガsp(蛾)幼虫:蓑虫2@ミズキ幹+scale

ミズキ花+蕾
ミズキ花+蕾
ミズキ葉表
ミズキ葉裏
ミズキ幹



斜面の草むらに潜伏するキジ♂の母衣打ち♪(野鳥)



2019年5月中旬

溜池に降りる斜面の草むらに色鮮やかなキジ♂(Phasianus versicolor)が潜んでいました。
赤い鶏冠が緑の草むらでは逆によく目立ちます。
初めは警戒して身を屈めていましたが、私がじっとしていると、警戒を解いてゆっくりそろそろと首を伸ばしました。
正面からきっと見据えると、迫力のある眼力です。
強い日差しに照らされ近くで見ると、艶やかな羽毛が美しいですね。
今にも飛び立って逃げるかと思いきや、キジ♂は斜面をゆっくり歩いて下り始めました。(階段になっているのかもしれません)
灌木の茂みの手前で立ち止まると、ケンケーン♪と雄叫びを上げながら力強くドドドド♪と羽ばたき、縄張り宣言の母衣打ちを披露してくれました。
その後は藪の奥に身を隠しました。


キジ♂(野鳥)@斜面草むら

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