2019年5月中旬
川底に突き刺さった流木の枝が水面から少し突き出ていて、水鳥にとって格好の止まり木になっています。
その流木で1羽のカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)の若鳥が羽根を休めていました。
(カワウの)若鳥は全体に淡褐色で、胸などの下面が淡くて白っぽい個体もいる。(wikipediaより引用)
上流を向いて止まり、辺りをキョロキョロと見回しています。
その背後をカルガモが次々に川面を上流へ遊泳して行きます。
カワウは翼をバサバサと身震いすると、右足を持ち上げ片足立ちになりました。(@0:32)
そしてしばらくすると羽繕いを始めました(@1:36)。
ときどき対岸からキジ♂が縄張り宣言する母衣打ち♪がかすかに聞こえてきます。
つづく→川中の止まり木から飛び立つカワウ若鳥(野鳥)
 |
| カワウ若鳥(野鳥)@川:流木 |
 |
| カワウ若鳥(野鳥)@川:流木+羽繕い |
2019年5月中旬
▼前回の記事
クリ樹上の巣で抱卵するハシボソガラス(野鳥)
8日ぶりの定点観察です。
路地裏のクリ(栗)の大木にはクリの葉が生い茂り、ハシボソガラス(Corvus corone)の巣はほぼ隠されてしまいました。
親鳥もそれを見越してここに営巣すると決めたのでしょう。
それでも私が大きなクリの木の下で右往左往してアングルを工夫すると、巣から突き出ている親鳥の尾羽が枝の隙間からなんとか見えました。
巣に座って卵を温めているのか、あるいは孵化した雛を抱いている(抱雛)のでしょう。
中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』によると、
羽が生えて全身を覆うまでは、親鳥は抱卵と同じように「抱雛」します。見た目は抱卵と変わらないようですが、体が少々浮き気味になります。このちょっとした変化で、抱卵開始日が不明でも、孵化しているかどうかの判断がつきます。
抱卵・抱雛は♀だけが行い、♂は♀がちょっと留守をする間だけ巣に入り傍らに寄り添いますが、座ることはほとんどありません。(p140-141より引用)
親鳥の座り方で抱卵と抱雛を見分けられない私は、まだまだ修行(観察時間)が足りません。
その後はカラスの巣がクリの葉や花で完全に隠されてしまい、雛への給餌行動も見れないまま、ここでの定点観察を打ち切りました。
シリーズ完