2018/10/23

飛べ!アオカナブン【HD動画&ハイスピード動画】



2018年7月下旬

里山のコナラ樹液酒場に来ていた2匹のアオカナブン(Rhomborrhina unicolor)内の1匹(個体b)です。
下向きで幹に静止して樹液を舐めていました。
『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p49によれば、腹面を見ればよく似たアオカナブンとカナブン(緑化個体)とを簡単に区別できるのだそうです。
試しにこの個体bを捕獲して裏返してみてみると、左右の後脚のつけ根が接していたのでアオカナブンでした。

手掴みで捕獲しても脱糞、排尿などの抗議行動はしませんでした。
次に、解放するついでに飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@0:32〜)
カナブンの仲間の飛翔は、鞘翅(前翅)をしっかり閉じたまま後翅だけを広げて羽ばたくことが特徴です。
鞘翅を閉じることで無駄な空気抵抗を減らしているのでしょう。

1回目は、畳んでいた後翅を広げて羽ばたいたものの、飛ぶと言うよりも、慌てふためいてほぼ落下しただけでした。
下草に落ちたアオカナブンbを再び拾い上げ、しつこくやり直します。
2回目(Take2)は、軽く握りしめた拳をそっと開くと私の指に少し登ってから見事に離陸しました。
飛翔中は後翅が羽ばたく際に、閉じた鞘翅がガタガタと振動していることが分かりました。
これは昔に観察した羽化不全個体でも同じでした。

▼関連記事(6年前の撮影)
アオカナブン羽化不全個体の羽ばたき【ハイスピード動画&HD動画】

正常な個体でも意外と翅の立て付けが悪いのですね。
こんなに摩擦が生じるのでは、無駄なエネルギーのロスも結構ありそうです。

平凡社『日本動物大百科10昆虫Ⅲ』p114によると、

ハナムグリ類は上翅を閉じたままの独特の飛び方をする。上翅をやや持ち上げぎみにして、側縁のえぐれた部分から後翅をくりだして飛ぶのである。このため、すばやく飛翔態勢をとることができ、上翅にかかる空気抵抗が少ないぶん、飛ぶスピードも速くなる。




※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
最後に暗転シーンが無駄に続くのは動画編集のミスです。
不要パートを編集でカットしたつもりが、なぜか終わってくれませんでした。


アオカナブンb:背面@コナラ樹液酒場
アオカナブンb:背面@コナラ樹液酒場
アオカナブンb:側面@コナラ樹液酒場
アオカナブンa:腹面@捕獲


つづく→コナラの樹液を舐め幹を登り飛び立つアオカナブン
(同じ樹液酒場で別個体aを撮った動画です)


2018/10/22

クジャクアスター(菊)の花蜜を吸うモンシロチョウ



2016年10月中旬

民家の庭に咲いた見慣れない菊の花にモンシロチョウ(Pieris rapae)が訪花していました。
翅をしっかり閉じて吸蜜しています。
ベニシジミやハナアブ、セイヨウミツバチ♀も訪花していました。

おそらく園芸種だと思うのですが、赤紫色の小さな花が多数付いていて葉が細長い。
全体の高さ(草丈)は約1m。
ガーデニング関連の掲示板で問い合わせたところ、クジャクアスター(別名クジャクソウ)だろうとご教示頂きました。


モンシロチョウ@クジャクアスター訪花吸蜜

甲羅干し中の日射病に気をつけるクサガメ?♂



2018年8月上旬・午後16:35頃

蓮池の岩場にこの日は亀が一匹だけしか居ませんでした。
甲羅干しもやりたくないほど暑過ぎたり日差しが強過ぎたりするのでしょうか?
(気温を測るのを忘れました。)
この個体も心なしかぐったりしていて、前脚と尻尾が少し動いただけでした。
蓮の大きな葉を日傘の代わりにして日陰に頭を入れているのは、日射病対策ですかね?
この体勢になるまでの過程を観察したかったです。

識別ポイントである頭部の模様が見えないため、種類が見分けられません。
甲羅が黒くて背中が凹んでいるので、何となくクサガメ(Mauremys reevesii)ではないかと思うのですが、どうでしょう?
甲羅の一部が鱗のように剥がれています。
前脚の爪が長くて甲羅の後端にV字型の切れ込みがあるので、♂と分かります。
池の錦鯉が数匹、餌を求めて私が立っている岸辺に泳ぎ寄って来ました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


クサガメ?♂:後部@蓮池:岩+甲羅干し+ハス葉日除け
クサガメ?♂:側面@蓮池:岩+甲羅干し+ハス葉日除け
クサガメ?♂:側面@蓮池:岩+甲羅干し+ハス葉日除け

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