2015/08/02

光を嫌うゲンジボタル♂(背光性)【暗視映像】



2015年6月中旬・深夜23:10〜23:15

山に近い農村部の道端に植えられたウコギ(生垣にしては1本だけ高く伸びすぎている木)の茂みで微光を放っている蛍を発見。
強い発光も動画に撮ることが出来ました!
葉の上で動き回っているようで、茂みに隠れて光が見えなくなりました。

赤外線の暗視動画に切り替えると、ウコギの葉に乗っている蛍を見つけました。
側面から見ると腹端の2節が光っていることから♂と判明。
葉上で静止しつつ、触角を盛んに動かしています。( 微光を出しているかも)
暗視モードでもなんとか胸背の斑紋が見えます。

次い白色LEDを点灯すると、眩しい光を嫌ってすぐに回れ右して(背を向けて)頭部を葉の下に隠しました(頭隠して尻隠さず)。
ちらっと見えた胸背の斑紋からゲンジボタル♂(Luciola cruciata)と判明。
消灯して暗視動画に戻すと、安心したゲンジボタル♂は頭を葉陰から出して徘徊を始めました。
これで蛍の背光性を実感するとともに、蛍の観察に暗視カメラが必須だと痛感しました。
光でコミュニケーションする夜行性の蛍にとって、ヒトの文明社会は光害だらけで暮らしにくそうです。

最後は赤外線も切ったら、暗闇の中を光りながら翅を広げて飛び立ちました。
幸い、隣の木の枝に止まったので、撮影後に捕獲しました。



2015/08/01

円網を下半分だけ取り壊すオニグモ♀【蜘蛛:暗視映像】



オニグモ♀の定点観察#2

2015年6月下旬・夜22:10頃

オニグモ♀(Araneus ventricosus)の観察を続けていると、食べかけの獲物(ヤガ科の蛾)をこしきに残したまま、円網を畳み始めました。
網のあちこちが破れたり、小さな虫がたくさん付着したりするので、毎晩メンテナンス(張り替え)が必要になるのです。
コガネグモ科の仲間が円網を取り壊す様子を観察したのはこれが初めてで、感動しました。
前の晩に苦労して作り上げた作品を取り壊すのはあっという間でした。
下部を破網
しながら最下部の枠糸に到達すると、甑からの引き糸を固定してから、甑に引き返します。
これで新しい縦糸が二重に張られたようです。
アナログ時計の文字盤で例えると、4時から7時の部分(全体の1/4弱)だけを壊しました
クモは甑の少し上で、上を向いたままなぜか小休止しています。
しばらくすると、オニグモ♀は甑で下向きに占座し、食べ残しの蛾を再び食べ始めました。

どうも教科書通りには進みません。(一気に円網全体を取り壊すはずなのに…?)
ジョロウグモのように日によって網の半分ずつ取り壊すのか?と、このときは不思議に思いました。

※ ただしジョロウグモは、左右半分ずつかわりばんこに巣を修復する。(『クモの巣図鑑』p45より)


もう満腹に近いので、これ以上不要な獲物が網にかかって網が大きく壊される(全壊)リスクを予防するために自ら壊したのか?などと想像を逞しくしました。

つづく→#3:♀の円網の近くで身繕いするオニグモ♂



ムラサキツメクサの花蜜を吸うモンシロチョウ



2015年6月中旬

草地でモンシロチョウPieris rapae)がムラサキツメクサ(=アカツメクサ)を訪花していました。
意外にも今まで撮ったことのない組み合わせだったので喜んで撮り始めたら、すぐに飛び去ってしまい残念。



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