2012/06/06

ビロウドツリアブ♀がホバリング飛行しながらお尻を地面にチョンチョン



2012年5月上旬

山道でビロウドツリアブが超低空飛行(地面すれすれ)に飛びながら、腹端をチョンチョンと土に付けていました。
おそらく♀の産卵行動と思われます。(※)

飛び回る動きが速過ぎて、謎の産卵?シーンは一瞬写っただけです。
後半は1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみました。


残念ながらすぐに飛び去ってしまい、カメラをハイスピード動画モードに切り替える余裕がありませんでした。
ビロウドツリアブの幼虫はヒメハナバチ類の巣の中の幼虫に寄生するらしい。

※ 実は更に奥が深いようです。
検索すると、イッカク通信発行所のブログに興味深い解説記事が載っていました。
産卵ではなく「尾端接触行動」かもしれません。
(卵へまぶす砂粒を砂室に補給)
「接触行動」では曖昧なので、勝手ながら「接地行動」と呼ぶ方が分かりやすい気がします。


▼関連記事(8年後の撮影)

2012/06/05

排水溝でアズマヒキガエルが蛙合戦



2012年5月上旬

山道でカエルの鳴き声が響き渡っていました。
道端の排水溝を覗いてみると、ヒキガエルが群がって居ました。
正式名称は不明ですが、80cm四方のコンクリートで囲まれた水槽で、山からの湧水や雨水を谷へ流す前に一時的に貯めておく所です。

狭い水槽にアズマヒキガエルが芋の子を洗うように何匹もひしめいています。

仲間の鳴き声に惹かれてやって来たのか、水槽の岸で抱接中のペアを発見。
♀が焦茶色で♂が黄土色と色違いのカップルです。
そのままドボンと水槽に入って蛙合戦に参戦です。

♀と間違って♂にしがみ付かれた♂がリリースコールを発しています。
ヒキガエルの蛙合戦を見たのは実はこれが初めてで、とても興奮しました。



今は満水ですけど雨水が引く前に抱接・産卵を済ませて脱出しないと、コンクリートの水槽から這い上がれずに「death trap」となりそうな気がします。






2012/06/04

ネコハエトリ♂が♀を交接前ガード@水仙の花



2012年5月上旬

道端の花壇で水仙の花(八重咲?の園芸種)が咲き乱れていました。
オレンジ色の花の一つにクモが潜んでいます。
よく見ると、黒くて馴染みのネコハエトリ♂(Carrhotus xanthogramma)でした。
更に奥には同種の♀と思われるハエトリグモが住居網に篭っていました。
状況から推察するに、これは亜成体♀の脱皮室です。
♀が最終脱皮で成体になるのを待って直ちに交接するために♂がガードしていると思われます。
ネコハエトリの♂は♀よりも早く成体となり(雄性先熟)、ライバルの♂に♀を奪われないよう守るのです(交接前ガード)。
未だ交接できる体ではない未熟な♀は、様子を見に来た♂の侵入を許さず住居網から追い払いました。
♂は紳士的にすごすご退散すると、花弁の裏に回り込んで辛抱強く待機を続けます。


それにしても随分と乙女チックな場所に脱皮室を構えたものです。
秘密の花園が舞台だと「交接前ガード」も絵になりますね(フォトジェニック!)。
訪花昆虫を待ち伏せできる利点もありそうですけど、脱皮の直前は食欲が落ちるはずです。
一方、繁殖期のネコハエトリ♂は食い気より色気で頭が一杯でしょう。

恋の行方を最後まで見届けられず残念でした。







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