2011/03/21
暴れるイチモンジチョウの蛹
2007年5月下旬
イチモンジチョウ(Limenitis camilla)幼虫からの飼育個体。
5/24餌として与えたタニウツギの葉にぶら下がるように蛹化しました。
垂蛹(すいよう)はタテハチョウ科の特徴です。
刺激を与えると暴れて威嚇します。
羽化が近づくと蛹の中で翅の鱗粉が色付き、それが透けて蛹は黒くなりました。
予めキッチンタオルを近くに垂らしておけば羽化直後に成虫が翅伸展する足場にもなり、蛹便(羽化液)で汚しても大丈夫です(虫の飼育本から受け売り)。
感動のフィナーレ羽化編につづく
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チョウ・ガ(鱗翅目),
発生
ゴマダラオトシブミ揺籃の飼育#3:成虫
2007年6月上旬
6/3待望の成虫が羽化してきて(体長7mm)揺籃の主はゴマダラオトシブミ(Paroplapoderus (Agomadaranus) pardalis)と正体が判明しました。
蛹の期間は5日でした。
本種のホストにコナラも含まれ、揺籃の形状も一致します。
前進、後退、方向転換、起き上がり運動と難なくこなします。
ただし飛翔だけは何度か飛び立とうと翅を広げるものの何故か上手くいきませんでした。
歩きながらの脱糞を観察。
それなりに目が良いようで、透明容器越しに活動中のハエトリグモを見つけ怖気づいた様子。
ところで、この斑模様は食べると不味いと言われるテントウムシへの擬態(いわゆるベーツ型擬態)なのでしょうか?
(飼育記録・完)
《追記》
本種の雌雄は前脛節の長さで見分けるそうですけど(♀<♂)、不慣れな私にはよく分かりませんでした。♀の上翅前縁の肩部に突起があり、マウントする♂の前脛節端にある鉤突起と対応した構造らしい。
(参考:『オトシブミハンドブック』 文一総合出版 p28)
ゴマダラオトシブミ揺籃の飼育#2:蛹の寝相
2007年5月下旬
5/29 飼育しているゴマダラオトシブミ(Phymatapoderus pardalis)の幼虫が蛹化していました。
撮影のため横に寝かせるとピクピク動いて仰向けに戻ります。
とても寝相が良くて感心。
普通は揺籃の中に守られて育つせいか、光を嫌う素振りを見せました。
翅や脚、口吻の原基も見えます。
これから羽化待ちです。
♪何が出るかな?何が出るかな?
【追記】
6/3無事に羽化しました。
成虫編をお楽しみに!
【追記2】
ゴマダラオトシブミとは別種のナミオトシブミを観察した記録『オトシブミ―昆虫の本能のひみつをさぐる (観察の本 1)』p30によると、蛹化の前兆は以下の通りです。
よく見ると、えさを食べなくなった幼虫にも二種類あることに気づきました。ひとつは、からだの中に食物や糞がまだ残っていてそれがすけて見えます。この幼虫は、からだをくねらせてよく動きます。もう一種類の幼虫は、からだの中の食べ物や糞がなくなって、全体が黄色っぽい半透明になっています。からだをくの字にまげて、あおむけに寝たまま、じっと動きません。これが、まもなくさなぎになる幼虫のようです。
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