2024年12月中旬
シーン0:12/3・午前8:41・晴れ(@0:00〜)
雪が積もる前の明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
里山のスギ林縁で朽ち果てた倒木の端に給餌箱を設置し、イチョウ街路樹の下で拾い集めてきた銀杏(イチョウの種子)で一杯にしました。
この給餌箱を自動センサーカメラで見張っています。
ニホンリス(Sciurus lis)の登場シーンをまとめました。
果たしてリスは銀杏を食べたり持ち去って貯食したりするでしょうか?
シーン1:12/12・午前6:46(@0:03〜)
里山に根雪が積もり、倒木も給餌箱も冠雪しています。
早朝に右から来たと思われるリスが倒木の上まで登っていて、雪に埋もれた餌箱を見下ろしていました。
恐る恐る身を乗り出して、餌箱を覆っている雪の匂いを嗅いだものの、その下から銀杏を掘り出そうとはしませんでした。
リスは倒木上で向きを変えて奥を眺めてから下に飛び降り、左下手前へ走り去りました。
シーン2:12/17・午後14:29(@0:18〜)
5日後の昼過ぎに右から雪面を走ってリスが登場しました。
オニグルミ大木の横枝が数年前から折れて地面に突き刺さったままなのですが、冠雪したその枝にしがみついてよじ登り始めました。
しばらくすると、オニグルミ樹上から雪が落ちてきた直後に、リスが枝を伝って下向きに降りてきました。
ところが、また枝の上に姿を消しました。
※ 動画編集時にモノクロ加工を施しています。
【考察】
ニホンリスへの給餌プロジェクトだけは、どうしても思うようにいきません。
様々な種類の木の実(堅果)や種子を手を変え品を変え給餌してみたものの、持ち去って貯食するシーンをトレイルカメラで記録することが出来ていません。
どうも、リスは人工的な給餌箱や監視カメラへの警戒心が強いような気がしています。
かと思えば、岩塩プレートを舐めに通って塩分補給するという全く予想外の行動を披露してくれました。
当地のニホンリスは、餌の選り好みが激しいのでしょうか?
日が沈むと夜行性の野ネズミが来て、給餌箱からせっせと餌を持ち去ってしまいます。
昼行性のリスにターゲットを絞って観察をしたいのなら、給餌場から野ネズミを排除するような仕組み(ネズミ返しなど)を取り付ける必要がありそうです。
給餌場の選定も問題です。
例えば、今回の映像でちょっと写ったオニグルミ大木の幹や横枝に給餌箱を設置し直そうかと思案中です。
私の給餌プロジェクトには無関心で、ニホンリスはオニグルミの堅果をせっせと貯食したり、隠し場所を変更したりする姿が捉えられていました。
長い冬を乗り切るための保存食を蓄えていたのです。
豪雪地帯の雪山でも冬眠しないで暮らすリスは、一体どこに貯食するのでしょうか?
地中に穴を掘って隠したのでは、冬になると深い雪の下に埋もれてしまって、掘り出すのが大変になるはずです。
晩秋に貯食物を地中から掘り出して持ち去っていたのは、根雪に埋もれる前に隠し場所を変更していたのでしょう。
縄張り内のあちこちの樹上で樹洞に隠したり木の股にクルミの実などを挟んでおいたりするらしいのですが、私はまだ実際にそのような貯食物を見つけたことがありません。
つづく→
0 件のコメント:
コメントを投稿