2025/10/25

トレイルカメラのザトウムシ対策で粘着トラップを試してみる(その2)トホシカメムシの捕獲

前回の記事:▶ トレイルカメラのザトウムシ対策で粘着トラップを試してみる(その1)イモムシの捕獲 


2024年8月上旬 

ニホンアナグマの営巣地(セット)がある平地の二次林に設置したトレイルカメラに夜な夜な歩脚の長いザトウムシが写り込んで邪魔をするので、ザトウムシがカメラに近づけないように粘着トラップを試しています。
おかげでお邪魔虫のザトウムシは、ほとんど写らなくなりました。

保守点検のために現場入りすると、カメラwを固定した灌木の上側に巻いた粘着テープ(ガムテープの裏面)にカメムシの一種がへばりついていました。
なぜか背面に粘着したまま死んでいたので、種類を見分けられませんでしたが、怒り肩で先端が尖っています。
今思うと、テープから剥がして背面の斑紋からカメムシの種類をちゃんと調べるべきでしたね…。
この時期は暑くて暑くて、面倒臭がってしまいました。
指にカメムシの異臭が付くのを嫌ったという理由もあります。




監視カメラの下側に巻いたテープの粘着性が失われていたので、下側だけ交換しました。
ところがガムテープにも色々な商品があるようで、今回使ったガムテープ(布タイプ)は裏側の粘着面が白くて、幹に巻くとやけに目立ってしまいます。 


【追記】
2024年8月中旬

次回に現場入りした際に、謎のカメムシの死骸を粘着テープからそっと剥がしてみました。
背面を見ると、その正体はカメムシ科のトホシカメムシLelia decempunctata)でした。
平地から山地の広葉樹林に生息するとのことで、ここで採れても不思議ではありません。

関連記事(1年前の撮影)▶ トホシカメムシ





つづく→

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む