2024年3月下旬
シーン0:3/19・午後13:16・晴れ・気温26℃(@0:00〜)
雪解けが進む早春の休耕地で、ホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)の疥癬個体がホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)から乗っ取った営巣地を自動撮影カメラで見張っています。
シーン1:3/23・午前1:42・気温-4℃(@0:03〜)
うっすらと夜霧が立ち込める深夜に、単独行動のタヌキが手前の枯野を左から右へ横切りました。
タヌキはここをよく往来するのに、こんな行動をしたのは初めてです。
木質化したクズの蔓を引きちぎって食べたところで消化できないはずですけど、このタヌキはよほど飢えているのか、それとも遊びの一種なのでしょうか?
たまたま虫の居所が悪くて、クズの蔓に八つ当たりしたのかな?
続けてタヌキは巣口Rに向かい、顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。
入巣Rしそうだったのですが、1分間の録画が終わってしまいました。
キツネの巣穴に侵入して再び奪還するつもりなのか、それとも疥癬キツネに撃退されてしまうのか、見届けられずに残念です。
来る繁殖期にキツネとタヌキが同じ巣穴を共有する(同じ穴の狢)ことはあり得るのでしょうか?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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