2023/06/09

珍しく明るい早朝にオニグルミの堅果を持ち去る野ネズミ

 



2022年11月上旬・午前6:39・気温7℃ (日の出時刻は午前6:08) 

新たに40個のオニグルミ堅果をカラマツの根元の窪みに山盛りにして置きました。 
クルミの給餌は2回目です。 
給餌した当日には野生動物は何も現れませんでした。 
昼間にリスがクルミを見つけてくれることを期待したのですが、なぜか最近はリスが全く現れなくなりました。 

驚いたことに、野ネズミ(ノネズミ)が給餌場のクルミをようやく見つけたのは、翌日の日の出から30分後の明るい早朝でした。 
ここで夜行性の野ネズミを自然光下で撮れたのは初めてです。
新機種のトレイルカメラに切り替えたので、明るい日中はフルカラーで撮影可能になりました。 
モノクロの暗視映像ばかり見ていたので、こんな褐色の毛皮だったのかと、感激しました。
関連記事(12年前の撮影)▶ 杉林の野ネズミ
餌場でオニグルミの堅果を1個選ぶと、口に咥えて左に運び去りました。 
雑木林の斜面に生えた常緑のシシガシラの茂みに飛び込んで姿を消しました。 
実はその辺りに野ネズミの巣穴があることが後に判明します。 
短い映像を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:09〜)

この個体が大胆になって明るい昼間も貯食活動するようになった、という訳ではありません。
野ネズミが昼行性だったのは、これが最初で最後でした。
捕食者に見つかりやすい昼間に出歩くのは危険なので、巣穴に帰って寝ます。


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