2022年10月下旬・午後16:30頃・くもり(日の入り時刻は午後16:45)
日暮れ時に野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが里山から麓に下りてきてスギ林へ次々と入って行きました。
鬱蒼としたスギの植林地でどうやら一夜を過ごすようです。
ところが天の邪鬼な個体が群れとは逆行して、杉林から山へ帰って行きました。
まだお腹が満ち足りていないのか、暗くなるぎりぎりまで山で採食したいのかもしれません。
スギ林の中からときどき猿の鳴き声やバキッと木が折れる音が聞こえます。
物音のする方にズームインしてみると、斜めに倒れた朽ち木にサルが乗っていました。
そこから身軽にジャンプして障害物を乗り越え、木を下りました。
未だ遊び足りない3頭の子ザルが細い灌木に登って激しく追いかけっこしています。
そのまま樹上に腰掛けて体をボリボリ掻きました。
最後は飛び降りてスギ林の奥に走り去りました。
塒入りしたニホンザルが夜の杉林でどのように寝ているのか、いつか観察してみたいものです。
しかし、猿に気づかれないように忍び寄るのは難しそうです。
一日中群れについて歩いて馴らせば可能?(人付け)
毎晩必ず同じスギ林に塒入りするのであれば、明るい日中に予めスギ林の中でブラインドを張って隠れ、猿を待ち伏せする作戦が有効かもしれません。
暗い夜でも遠くから野生動物の撮影ができる高性能(超高感度)のサーモグラフィカメラが欲しくなりますが、軍事用で超高価なので素人には高嶺の花です。
夕方でかなり薄暗いために、カメラのAFがなかなか合焦しません。(私のカメラの性能限界)
動画の画質がひどく粗いのも光量不足のせいです。
※ 猿の鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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