2022年11月上旬・午後15:25頃
山林の斜面をトラバースする小径でタヌキの溜め糞場dを自動撮影カメラで監視していると、ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが次々と通りかかりました。
雑木林の斜面から小径を見下ろす撮影アングルで、谷側にはスギの植林地が見えます。
小径を遊動するニホンザルの群れは、タヌキの溜め糞に全く興味を示さずに素通りしました。
谷側のスギ林の斜面を登ってくる個体の姿も生い茂った下草に見え隠れしています。
ニホンザルの発する様々な鳴き声も聞こえてきます。
気になる個体としては、小径を歩いて遊動してきた成獣が首輪を装着していました。(♀かな?@0:46〜)
食欲の秋になるとニホンザルはよく肥えている上に冬毛に生え変わっているため、黒い首輪が見えにくくなります。
テレメトリー調査の電波発信器またはGPSが首輪に入っているのでしょう。
それに続いて幼い白猿(アルビノ?)が走って追いかけてきました。(@0:48〜)
好奇心旺盛な純白の子猿は立ち止まって、丸太の切り口の匂いを頻りに嗅いでいます。
更に別個体の子ザル2頭(通常の体色)も後からやって来ると、アルビノ子猿と仲良く一緒に遊んでから右に走り去りました。
アルビノという理由で仲間外れにしたり、いじめたりすることはありませんでした。
関連記事(前日の撮影)▶ アルビノの子猿と互いに毛繕いするニホンザル♀
最近見かけたアルビノと同一個体なのかな?
前回アルビノと一緒に居た母親♀は首輪を装着していませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
猿の鳴き声が聞き取れるように、一部の音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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