2020年11月中旬・午後16:25頃・くもり
夕方の池でカルガモ(Anas zonorhyncha)の群れが求愛ディスプレーをしていました。
本種は外見で雌雄を見分けられないため、配偶行動の解釈が難しいです。
首を前方に伸ばした姿勢で水面を突進する「nod-swimming」をしている個体がいました。
しかし特定の♀個体を目掛けて突進している訳ではなく、2羽が互いに別方向へ突進して行きました。
また、近くに居た2羽が連続して「そり縮み」を披露しました。
私には性別が見分けられないので、♂が狙っている目当ての♀個体(求愛対象)が不明です。
求愛誇示行動を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
おそらく♂と思われる個体が♀の周囲を遊泳しながら首を上下に繰り返し伸縮させていました。
水面に夕日が映ってフォトジェニック(ロマンチック?)ですね。
岸からカメラで撮っている私を警戒した♀♂ペアは、どんどん遠くへ泳ぎ去ってしまいました。 (配偶者ガード?)
♂が先導し、♀が従順について行ってるようです。
私から充分に距離が離れると、先導する♂が首の上下運動を再開しました。
しばらく見ていても、交尾に至るペアが無くて残念でした。
(交尾するまで性別が確定しないのです。)
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