2021/04/17

電柱の天辺から脱糞後に飛び立ち帆翔するチョウゲンボウ♂(野鳥)

 

2020年12月上旬・午後12:20頃・晴れ 

田んぼと住宅地との境界に立つ電信柱の天辺にチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)が止まっていました。 
鋭い眼光で眼下の刈田を見下ろしています。 
何度も頷いているのは、両眼視で対象物をよく見極めるためでしょう。 
しかし眼の前をトンボが飛んで横切っても知らん顔。 
私が撮影アングルを変えるために目の前を歩いて横切っても逃げませんでした。 

やがて尾羽を持ち上げると、固形の糞を少量ポタリと排泄しました。 
チョウゲンボウの糞は電柱の天辺に付着しました。 
この電柱は鳥がよく止まる場所のようで、よく見るとあちこちが鳥の糞で白く汚れています。 
脱糞で体重を軽くすると、チョウゲンボウ♂は電柱を足で力強く蹴り出して飛び立ちました。 (脱糞は飛び立つ前兆)
ヒラヒラと羽ばたいて速度を上げると、滑翔に移行し、旋回を始めました。 
羽ばたきと滑翔を交互に繰り返しています。 
上昇気流に乗って青空を帆翔し、ぐんぐん行動を上げていきます。 
この間、鳴き声は全く発しませんでした。(聞き取れず) 
脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

チョウゲンボウ♂が飛び立った直後に近くの鉄道を列車が通過しました。 
たまたまかもしれませんが、列車の騒音を嫌って飛び立ったのかな? 
(脱糞したのは列車が来る前でした。) 
 狩りのためのホバリングを見れるかと期待したのですが、ちょっと残念でした。




 

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