2020年11月下旬・午後13:00頃・晴れ
川沿いの刈田の農道を歩いていたら1頭の野生とニホンザル(Macaca fuscata fuscata)遭遇しました。
驚いた猿は橋の袂へ慌てて走り去り、橋の道路ではなく鉄骨を渡って対岸へ逃げて行きました。
このとき残念ながらカメラのバッテリーが切れていて、撮り損ねてしまいました。
実はその前から川の対岸からイヌが吠えているような鳴き声がして、気になっていました。
改めて耳を澄ますと、繁殖期(発情期)のニホンザルたちが騒ぐ悲鳴・鳴き声♪でした。
(映像はここから。)
急いでカメラのバッテリーを交換してから川の対岸の山を探すと、落葉した雑木林の急斜面をトラバースしたり登って行く数頭のニホンザルが辛うじて見えました。
冒頭の個体は子ザルのようです。
急斜面を元気に駆け上がっていますが(直登)、茂みに隠れてすぐに見失ってしまいました。
続けてもう一頭が下の川から登って来ました。
互いに絡み合ったフジ(藤)の太い蔓に腰掛けて一休み。
こちらに背を向けていましたが、立ち上がって遊動を再開する際、股間に紅潮した睾丸が見えたので、♂成獣と判明。
顔も真っ赤で、発情しています。
落ち葉に覆われた急斜面をトラバースして行きます。
3頭目の個体は若い子ザルでした。
冬の豪雪で根曲がりした木の幹に腰掛けて小休止。
これぞまさしく「サルノコシカケ」ですね。
すぐに遊動を再開すると、急斜面を斜めに登って行きます。
途中で下草に付着した何か(虫?)を手掴みで食べました。
大量の落ち葉で敷き詰められた急斜面を登るのは滑りやすくて嫌なのか、倒木の上を選んで歩いて行きます。
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