2020/08/29

ヒメジョオンの花蜜を吸うクモガタヒョウモン♂の群れ



2020年6月上旬・午後13:00頃・晴れ

峠道の横の斜面に咲いたヒメジョオンの群落でヒョウモンチョウの仲間が訪花していました。
半開きの翅を開閉しながら吸蜜しています。
ズームアウトすると、複数個体(4頭?)が訪花中でした。
探雌飛翔中の♂個体もいて、訪花中の別個体♂に誤認求愛しているようですが、私には性別がなかなか見分けられません。

ヒョウモンチョウ仲間を見分けるのは慣れるまで難しく、私はこれまで『札幌の昆虫』という図鑑のお世話になっていました。
北方系の昆虫がたくさん掲載されていて、東北地方の昆虫を調べる際にとても参考になるのです。
この図鑑のおかげ
で私もヒョウモンチョウの種類を見分けられるようになりました。
ところが今回撮った個体はミドリヒョウモンと似ているものの、図鑑との絵合わせではどうにも翅裏の斑紋が一致しません。
そこで最新の別な図鑑『フィールドガイド:日本のチョウ』で調べると、クモガタヒョウモン♂(Nephargynnis anadyomene)とようやく判明しました。
クモガタヒョウモンは北海道にも分布しているらしいのですが、『札幌の昆虫』に未掲載なので、分からなかったのも当然です。








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