2026/01/15

ツリフネソウ種子の爆発的自動散布【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年9月下旬・午後15:00頃・くもり 

河畔林にツリフネソウの群落が点在していました。 
赤紫色の花がまだ咲いていて、実が熟しつつあるようです。 

前からやってみたかった、種子散布の実演をしてみました。 
右手で蒴果を摘んだらパチンと弾け、黒くて丸い種子が勢い良く飛散しました。 
裂けた果皮がクルクルと丸まります。 
このような種子散布の方法を自動散布と呼びます。
ヒトが刺激することで飛散するのだから動物散布ではないか!と突っ込まれそうですが、ツリフネソウの蒴果が充分に熟して乾燥すると、触れなくても自然に破裂するのだそうです。
実演を何度か繰り返すと、今にも弾けそうな熟果をほぼ見分けられるようになりました。 

ツリフネソウの種子が高速で弾け飛ぶ様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:45〜) 
なぜか弾けなかった蒴果を強引に裂いて、中から黒い(焦げ茶色)種子を取り出して見せました。 
中の種子が少し未熟で黄緑色のこともあります。 

後半はNG集です。(@3:41〜) 
ツリフネソウの蒴果が未熟だと、指で強く押し潰しても破裂しません。 


※ ツリフネソウの種子が弾け飛ぶ音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


この日はピンセットを持参してなかったので、指で直接挟みました。
「ピンセットよりも指の方が蒴果に広い面で圧力をかけやすい」という利点もありますが、肝心の蒴果が指で隠れてしまい、実演動画を撮影する上では問題になります。 


スーパースローの動画を撮れたことに満足してしまい、せっかく得られたツリフネソウの種子を採集するのを忘れてしまいました。 


このときはピンセットを使ってスマートな実演動画になったのですが、正直に言うと指で押し潰す方が容易でした。


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2026/01/14

営巣地に出没する1〜2頭のニホンアナグマ:10月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年10月中旬 

平地の二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)のセット(営巣地)を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
面白そうな行動については個別の記事で取り上げたので、その残りをまとめました。 

1頭または2頭で営巣地を昼夜うろつき、2つの巣穴L、Rに出入りしています。 
自分で毛繕いしたり、体の痒い部位を足で掻いたり、巣外でうたた寝したりしています。 
奥の林内で餌を探し歩くこともありました。 

シーン1:10/12(@0:00〜) 

シーン2:10/14(@5:02〜) 

シーン3:10/18(@7:13〜) 


ノアザミの花蜜を吸うウラギンヒョウモン♂

 

2024年6月上旬・午前10:40頃・晴れ 

線路沿いの農道に咲いたノアザミウラギンヒョウモン♂(Fabriciana adippe)が訪花していました。 
しっかり閉じていた翅を途中から半開きにしました。 
そのおかげで翅表の黒い性斑(性標)がようやく見えて、♂と判明。  

ノアザミ多数の雄しべの先から白い花粉が吹き出しています。 
筒状花に口吻を深く差し込むウラギンヒョウモン♂の顔に白い花粉が少し付着しているので、ハナバチ類ほどではなくても、少しは授粉に貢献しているのかもしれません。 

花の上で歩きながら向きを変えてくれて、横向きおよび正面から撮影できました。 
もちろんチョウ自身には撮影モデル(被写体)としてサービス精神が旺盛なつもりはないのですけど、「頼む、向きを変えてくれ!」と念じながら撮影していると、願いが叶ったときにことさら嬉しく思います。 


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