2025/10/09

枯木にいたルリボシカミキリ♀の逃避行動

 

2024年7月下旬・午後14:00頃・晴れ 

平地の二次林で立ち枯れした朽木(樹種不明)でルリボシカミキリ♀(Rosalia batesi)を見つけました。 

幹に下向きで止まって触角を振り立てています。 
腹端をヒクヒクと出し入れしていたので、産卵しそうです。 
ところが、なぜか急に慌てて幹の陰に回り込んで隠れてしまいました。 
枯木の幹を徘徊していた微小アリに噛まれたのかな? 
側面から撮影した後に背面からも撮ろうとしたら飛び去ってしまい、その瞬間も撮り損ねてしまいました。
それでも、美しいルリボシカミキリと久しぶりに出会えて嬉しかったです。

新カミキリムシハンドブック』でルリボシカミキリのホストを調べると、
♀は、朽ちた広葉樹の樹皮の隙間などに産卵 
ホスト:ブナ・クヌギ・シラカンバ・カエデ類など広葉樹の不朽木(p52より引用)
ルリボシカミキリ♀が来ていた朽木の樹種を知りたいのですが、生きた葉も枯れた葉も全く残っていないので、素人には難しいです。
なんとなくオニグルミやハリギリではないかと思うのですが、まだ樹齢が若い時期に立ち枯れしたらしく、樹皮の図鑑と見比べても、典型的な樹皮の写真とは違っています。 

夏の二次林(雑木林)は樹冠に木の葉が鬱蒼と生い茂り、昼間も日光があまり射さず、薄暗いです。 
林床にはわずかな木漏れ日しか射しません。 
この木も日照不足で光合成が充分にできずに立ち枯れしてしまったのかもしれません。 


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2025/10/08

巣口の横にスクワットマーキングだけして帰るニホンアナグマ♂【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2024年7月下旬

シーン0:7/22・午後13:53・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。 
ニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)がある平地の二次林を自動撮影カメラで見張っています。 
風で揺れる木漏れ日がきれいですね。 


シーン1:7/22・午後23:18・気温24℃(@0:03〜) 
晩遅くにアナグマ♂が単独でやって来ました。 
右(奥?)から来て、巣口Rの匂いを嗅いでから手前へ立ち去りました。 
股間の外性器(睾丸や陰茎)は見えませんでしたが、筋肉隆々の体型で顔が寸詰まりなので、♂成獣だと思います。 
母親♀と違って、目(赤外線を反射するタペータム)の大きさが左右均等です。 



シーン2:7/29・午後21:54・雨天・気温25℃(@0:27〜) 
1週間後の雨夜に、アナグマ♂が再び現れました。 
左から来て巣口Rの匂いを軽く嗅ぐと、地面(アクセストレンチの落枝)に尻を擦り付けて、縄張り宣言の匂い付けをしました(スクワットマーキング)。 
右下手前に立ち去りました。 


【考察】
今回登場したニホンアナグマ♂は、前年に産まれた(当歳仔)ヘルパー♂が成獣になったのか、それともまた別個体の♂なのか、個体識別ができていません。 

最近、ヘルパー♂が母子家族と営巣地で合流したのですが、その後は常に母子と行動を共にしている訳ではないようです。



雨の日にスクワットマーキングで匂い付けしても、匂いがすぐに雨で洗い流されてしまうのではないか? と素人は思ってしまいます。
しかし、雨が降ってもアナグマは気にしないで縄張り宣言しています。


ウメの落果から種子を採る

2024年7月上旬〜中旬 

ウメの果実は核果で、ちょうど梅雨の時期に熟します。 
庭で白梅の木の下に散らばっている落果を拾い集め、果肉を取り除いて水でよく洗い、種子を取り出しました。 
アンズの種子と違って、両端が尖っています。

現代ではヒトが管理する園芸植物または果樹となっていますが、自然界でウメの種子は被食型の動物散布で分布を広げるそうです。 
たとえば、タヌキが排泄した溜め糞の中にウメの種子は含まれているでしょうか?
ウメの種子を見つけた野ネズミは、持ち去って貯食するでしょうか?
採集した種子を、これから種子散布の実験に使います。




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