2025/04/08

花が咲いたボケの枝先で巣作りに適した場所を探すセグロアシナガバチ創設女王

 

2024年4月中旬・午後14:30頃・晴れ 

道端で赤い花が咲き始めたボケ(木瓜)の灌木にセグロアシナガバチ♀(Polistes jokahamae)が訪花していました。 
この時期はワーカー♀ではなく、越冬から目覚めた創設女王ですね。 
吸蜜していたようですが、しっかり接写する前に化粧(身繕い)してから飛び立ってしまいました。 

女王蜂は少し飛んだだけで、その後は緑の若葉が芽吹いたボケの枝先を丹念に調べていました。 
ボケの枝葉にはまだイモムシ類が居ないので、獲物を探索する狩りモードではなさそうです。 
どうやら女王蜂が初期巣を作り始める場所を探しているのだと分かりました。 
クロアリ(種名不詳)が往来する枝先は嫌がってすぐに離れます。 
アシナガバチにとって最大の天敵はアリだからです。 

別の枝先では緑色のクモとニアミスしたのですが、クモの方がセグロアシナガバチ♀を怖がって葉裏に隠れてしまいました。 
クモの正体は初めハナグモかと思ったのですが、おそらくサツマノミダマシNeoscona scylloides)のようです。 
造網性のクモですから、徘徊性のクモのように獲物を待ち伏せしていた訳ではありません。 




電柱の天辺から飛び立つサシバ♂(野鳥)

 

2024年4月下旬・午後14:40頃・くもり 

山間部の農村でコンクリート製電柱の天辺に見慣れない猛禽が止まって周囲をキョロキョロ見渡していました。 
カメラでズームインしてみると、その正体は夏鳥のサシバ♂(Butastur indicus)でした。 
そこには鳥がよく止まるらしく、電柱の天辺は鳥の糞で白く汚れています。 
強風で頭部の羽毛が逆立って、まるで冠羽のように見えます。
(サシバに冠羽はありません) 

カメラを構える私に気づいたのか、サシバ♂はその場で回れ左すると、飛び去りました。 
鳥は離陸直前に軽量化のために脱糞することが多いのですが、この個体はしませんでした。 
電柱からサシバ♂が飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@0:25〜)。 

そのまま左に旋回して見失ったものの、立ち去りかけた私が振り返って空を見上げると、上空をサシバが飛び回っていました。 
羽ばたきと短い滑翔を交互に繰り返して、高度を上げています。 
最後に別個体が一緒に写ったのに、撮影中の私は気づかずに録画を打ち切ってしまいました。 
♀♂つがいが一緒に飛び回っているのでしょう。 
営巣地がどこにあるのか、突き止めたいものです。 

「キンミー♪と甲高く鳴きながら飛び去った」と野帳には記してあるのですが、風切り音のせいか動画では聞き取れません。 


サシバの雌雄判別法を忘れていたので、Perplexity AIに相談してみました。

サシバの性別を見分けるには、以下の特徴に注目します:
外見的特徴
顔の特徴
オス:顔が灰色がかっている12

メス:顔の灰色が少なく、白い眉斑がより明瞭123


胸部の特徴
オス:胸の白色が少ない傾向1

メス:胸の白色が多く、淡い茶色の横じまがある12


全体的な色合い
オス:体全体が濃い色をしている1

メス:オスより茶色みが強い1


尾羽の特徴
オス:尾羽の黒い帯(横斑)が太く、淡色帯の数が少ない14

メス:尾羽の帯が細い傾向にある1


春(4月下旬)の個体の識別
春は繁殖期に当たるため、性別の特徴がより顕著になります。特に注目すべき点は:
顔の灰色み:オスの方が強い

眉斑の明瞭さ:メスの方がはっきりしている

胸の白色の量:メスの方が多い

ただし、個体差や光の当たり方によって判断が難しい場合もあります。複数の特徴を総合的に観察することが重要です13。


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2025/04/07

交尾相手♀を探しに来たニホンアナグマ♂が空き巣周辺で念入りにスクワットマーキングして帰る【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年4月中旬 

シーン0:4/10・午後14:06・晴れ(@0:00〜) 
シーン0:4/10・午後14:26・晴れ(@0:03〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の状況です。 
ニホンアナグマMeles anakuma)の死後も、二次林にある営巣地(セット)を2台の自動センサーカメラで見張り続けています。 
春になり、落葉樹に新緑の若葉が開き始めました。 


シーン1:4/16・午後23:36・気温9℃(@0:07〜) 
監視カメラの起動が遅れ、獣道を左へ立ち去るアナグマの下半身だけが写っていました。 


シーン2:4/16・午後23:36・気温10℃(@0:14〜) 
別アングルに設置したトレイルカメラで、ニホンアナグ♂の雄姿がしっかり撮れていました。 
発情期の♂が7日ぶりに♀の巣穴を探して遠征してきたようです。 
立ち止まると尻を地面に擦りつけ、縄張り宣言の匂い付けをしました(スクワットマーキング)。 
歩きながら、巣口Rの縁、アクセストレンチ、落枝、林内の獣道とあちこちでスクワットマーキングを繰り返しています。
巣穴の中に侵入してアナグマ♀の存在(あるいは不在)を確かめることはなく、紳士的に立ち去りました。
巣口Lではなく巣口R付近に重点的にマーキングした点が興味深いです。

約6時間前までセットで長居していたネコ(キジトラ白足袋)の残り香に対抗して、アナグマ♂がマーキングしたのかな? 



※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


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