2024/12/22

雪が降る夜に雪山を独りでうろつくホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2024年1月中旬 

雪の降る夜にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で登場したシーンを以下にまとめました。 

シーン0:1/9・午後12:38・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
雪の積もった里山で、スギ植林地に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr1を自動センサーカメラで見張っています。 
暖冬で降雪が少ないのですが、林床の溜め糞は雪で覆われ、雪面にはスギの落葉落枝が散乱しています。 
画面の手前から奥に向かって斜面を見上げるアングルになっています。 


シーン1:1/12・午後17:56(@0:06〜)日の入り時刻は午後16:43。 
小雪がぱらつく晩に単独で現れたタヌキが、雪山の斜面をうろつき、右上奥(渓谷)へ向かいました。 


シーン2:1/13・午後23:11(@0:27〜) 
翌日も夜中に単独行動のタヌキが登場し、奥の斜面を右へトラバースして行きました。 


木登り・跳び移りの得意な野生ニホンザルたちの身体能力

 




2023年12月中旬・午後15:10頃・くもり 

野生ニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の群れが水路橋の手すりを伝って続々と渡って来ます。 
此岸で突っ立って撮影している私を迂回するため、ニホンザルは手すりの途中から横に生えた落葉高木に跳び移り、枝から枝へジャンプしたり幹を下ったりして、地上に降ります。
樹木や人工構造物を利用して三次元に迂回する、というのは我々ヒトにはなかなか出来ない芸当です。 
木から木へ跳び移るには、正確な距離を把握する両眼視が不可欠です。

怖がりの個体は、枯草の藪に隠れながら私を迂回して遊動しています。 
見事な保護色になっています。 

逆に、好奇心旺盛な個体がわざわざ私の方に近づいて来て、すぐ横を通り過ぎました。 
ニホンザルにしてみれば、度胸試しのつもりなのでしょうか? 
用水路の手摺に飛び乗ると、しばらく私を見下ろしています。 
手摺から地上に降りる際に股間をスロー再生で見ると、♂の睾丸ではなく♀の外性器でした。 
顔や尻が発情期の赤色ではなく、胸の乳首が目立たないことから、若い♀のようです。 

まるでパルクールやSASUKEの選手のようで、ニホンザルの身軽な身体能力には惚れ惚れします。
ニホンザルの動きを模倣するようなロボットを開発するのはかなり難しそうです。

2024/12/21

雪山でスギの木の下にある塒を単独で訪れたニホンカモシカの幼獣【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年1月中旬 

シーン1:1/9・午後13:12・くもり・気温13℃(@0:00〜) 
里山の斜面に植林されたスギ林で、ニホンカモシカCapricornis crispus)のねぐらを自動センサーカメラで監視しています。 
画面の手前から右上奥に向かって斜面が下っています。 
記録的な暖冬ですけど、また少し雪が積もりました。 


シーン2:1/11・午後22:03・気温-4℃(@0:04〜) 
ある晩遅くに、左からカモシカの幼獣が単独で現れました。 
体高が低く、角が短いので、幼獣と分かります。 

カモシカ幼獣は、スギの根元に自生する極細の落葉灌木(樹種不明)の枝先の匂いを嗅いだだけで、眼下腺マーキングをしませんでした。 
そもそも私は、カモシカの幼獣が眼下腺を擦り付けて縄張りを匂い付けする行動を見たことがないかもしれません。 
幼獣が成長して眼下腺マーキングを始めた途端に、縄張り内の他個体から攻撃されたり排斥されてしまうのでしょうか? 

この個体も塒で寝ないで、そのまま奥へ立ち去りました。 
遠くで白い目が光ったので、カモシカ幼獣が振り返ったようです。 

実はここに来る約6分20秒前まで、約20~30m離れた地点にあるカモシカの溜め糞場sr2にニホンカモシカの母子が来ていました。 

時系列的に、そこから幼獣だけが塒まで登って来たのでしょう。 
一緒に居た母親♀は幼獣の近くにいるはずですが、監視カメラに写りませんでした。 


シーン3:1/16・午前6:34・気温-7℃(@0:58〜)日の出時刻は午前6:50。 
ここから先は、おまけの映像です。 
5日後の夜明け前に、雪がしんしんと里山(低山)に降り続く様子(軽い吹雪)をお届けします。 
新機種のトレイルカメラでも悪天候(風雪)による誤作動があるようです。 
斜めに倒れかけたスギ幼木の枝葉にたっぷり冠雪しています。 
新雪の雪面に野生動物の足跡は残されていません。 



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