2024/08/30

晩秋にスギ林床の巣穴に夜な夜な出入りする大小の野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月上旬〜中旬 

平地のスギ防風林で林床に営巣した野ネズミ(ノネズミ)が夜な夜な餌を探し回り、巣穴に出入りする様子をまとめました。 

シーン0:11/5・午後14:14(@0:00〜) 
ニホンアナグマ(Meles anakuma)専用の溜め糞場stmpを自動センサーカメラで見張っています。 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 


シーン1:11/5(@0:05〜) 
野ネズミの巣穴入り口の位置を赤丸で示しました。 
広葉樹の落ち葉数枚を巣口の上に被せて隠蔽(カモフラージュ)してあります。 

シーン2:11/7(@1:08〜) 

シーン3:11/8(@1:42〜) 

シーン4:11/9(@3:51〜) 

シーン5:11/11(@4:10〜) 

シーン6:11/12(@4:20〜) 

シーン7:11/13(@4:27〜) 

シーン8:11/14(@4:41〜) 

シーン9:11/15(@4:54〜) 


【考察】
トレイルカメラの原理上、出巣の瞬間を撮るのは難しいのですが、それでも何回か動画で記録できました。 

単独で活動するので分かりにくいのですが、同じ巣穴に出入りする野ネズミを動画で見ていると、明らかに体格の異なる個体(大小)が登場しています。
これは別種の野ネズミなのか(大がアカネズミで小がヒメネズミ)、それとも同種の野ネズミで成獣/幼獣(親子)の違いを見ているのか、私には分かりません。
この点を動画で見分けられる方がいらっしゃいましたら、教えてもらいたいです。
異種の野ネズミが同じ巣穴を共有するとは考えにくいので、後者ではないかと思うのですけど、どうでしょうか?
野ネズミの体格に明らかな性差は無いとされています。

大小の野ネズミが夜の林床でニアミスするシーンは撮れていません。
難しいのは、動画に複数の野ネズミが写っていて、見た目の大きさが違ったとしても、それは遠近法による違いかもしれない、ということです。(近くの物は大きく写る。)
巣口という同一地点に出没する野ネズミで大きさを比べる必要があります。

現場にトラップ(捕獲用の罠)を仕掛けて、実物の標本を元に野ネズミをしっかり同定するのが近道です。
しかし、正式に許可取りをする必要がありますし、そこまで手が回りません。

ホトトギスの花蜜を吸うオオタバコガ(蛾)【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年11月上旬・午後15:40頃・晴れ

堤防路の花壇に咲いたホトトギスの群落でオオタバコガ♀♂(Helicoverpa armigera armigera)が訪花していました。 
口吻を伸ばして、コブ状の距(きょ)の奥に溜まった花蜜を吸っています。 
触角をピクピク動かしています。 
吸蜜しながら翅を小刻みに震わせ始めました。 
花弁の外側に脚をかけて止まっているので、ホバリング(停空飛翔)とは違います。 
飛び立つ前の準備運動なのでしょう。 
気温を測るのを忘れてしまいましたが、晴れていて別に寒くはありませんでした。 
(なぜ準備運動が必要なのか、分かりません。)

オオタバコガはホトトギスの花の中央にある雄しべや雌しべに全く触れずに吸蜜していることから、盗蜜行動と言えるかもしれません。 
しかし、鱗翅目は極細の長い口吻を伸ばして少し離れた位置からでも吸蜜できますから、ほとんどの種類の花に対して実は盗蜜しています。 
花も鱗翅目に送粉者としての役割をほとんど期待していないようです。 

オオタバコガの飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:51〜)

 

2024/08/29

晩秋に夜の山林を飛ぶコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月上旬 

シーン0:10/30・午後13:14(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
山林でカラマツの根元の窪みにクリ堅果を並べて置いて、それを持ち去りに来る野ネズミをトレイルカメラで見張っています。 
今回は副産物で撮れた映像です。 


シーン1:11/3・午後17:48(@0:04〜)日の入り時刻は午後16:42 
すっかり日も暮れた晩に、コウモリが左から右へ高速で横切りました。 
その後、餌場付近の林床を黒い虫が徘徊し、画面の上から造網性クモが懸垂下降で登場しました。 
夜蛾も素早く飛び回っています。 
晩秋の夜でも虫たちがまだ冬眠せずに活動していることが分かります。 
それを狙って夜行性のコウモリも活動しているのです。 


シーン2:11/5・午後21:03(@0:37〜) 
2日後の晩にもコウモリが飛来しました。 
斜面の上を左から右へ横切りました。 


コウモリの素早い飛翔シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:47〜) 
旧機種のトレイルカメラは動画のフレームレートが15fpsしかないために、動きの早い動物を撮るには物足りません。 


つづく→

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