2024/05/15

キジ♂が田んぼの畦道に佇み、採食、羽繕い(野鳥)

 



2023年7月上旬・午前10:40頃・くもり 

田園地帯を私が歩いていると、キジ♂(Phasianus versicolor)が近くから慌てて畦道を走り去りました。 
少し離れてようやく落ち着いたので、動画を撮り始めました。 
しばらくは油断なく横目で私の方を警戒しています。 
 縄張り宣言の母衣打ちを披露してくれることを期待して長撮りしてみたのですが、全く鳴いてくれません。 
周囲の縄張りからもキジ♂の鳴き声は聞こえません。 
ライバル♂が周囲に居なければ、わざわざ縄張り宣言するモチベーションがなくなるのでしょうか? 
それとも、既にキジの繁殖期は終わって鳴かなくなったのかな? 
しかし過去の記録を遡ると、4年前には7月上旬にケンケーン♪と母衣打ちしていました。 

関連記事(4年前の撮影)▶ 早朝の階段で羽繕い、絶唱するキジ♂(野鳥) 


ようやく警戒を解くと、畦道をゆっくり歩きながら採食するようになりました。 
田んぼの畦道にはさまざまな水田雑草の穂が既に実っているので、キジはそれを食べて暮らしているのでしょう。 
立ち止まって周囲を見回すと、羽繕いを開始。 
緑一色の水田にキジ♂の真っ赤な顔がよく目立ちます。 

ちなみに、帰路に再訪した際には、同じ水田に隣接するヨシ原から母衣打ちするキジ♂の鳴き声♪が聞こえました。


※ 撮れた映像素材の順番を変えました。 
動きに乏しい警戒シーンは後半に回しました。

   

2024/05/14

ホンドタヌキの諸活動:8月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年8月中旬〜下旬 

ニホンアナグマMeles anakuma)の家族が転出した後の旧営巣地にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の家族が昼も夜も通ってきます。
実はタヌキの家族が住む営巣地も近くの休耕地にあります。 
タヌキはときどき通りすがりにアナグマの巣穴の入り口で匂いを嗅いで行きます。
たまに空き巣に潜り込んで中を調べることもあります。
しかし、近所のタヌキはアナグマの空き巣を乗っ取る訳でもなく、日々の採餌に出かける途中に立ち寄るだけのようです。 
タヌキの個体識別ができていないので、更に余所者のタヌキも遠征して来ているかもしれません。 
尻尾の黒斑だけに注目しても、複数個体が出没していることが分かります。

何か特筆すべき行動があれば個別の記事にするのですけど、とりとめもない残り物のシーンをまとめました。 
観察歴の浅い私が見落としている行動がありそうですし、動画ファイルを削除する前に、念のため全て公開しておきます。 (ただの貧乏性ですね…) 


シーン0:8/14・午後13:51(@0:00〜) 
 シーン1:8/14・午後14:13(@0:03〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。 
新旧2台のトレイルカメラで見張っています。 


シーン2:8/15(@0:07〜) 
シーン3:8/16(@3:43〜)
シーン4:8/17(@4:14〜) 
シーン5:8/18(@7:48〜) 
夜にはコオロギらしき虫の音が聞こえるようになりました。

シーン6:8/19(@14:00〜) 
シーン7:8/20(@16:36〜)
シーン8:8/21(@17:12〜)
シーン9:8/22(@17:39〜) 

縄張りの池を守り争うオニヤンマ♂【トレイルカメラ】

 



2022年8月上旬・午後14:35〜17:10 

山中の湧き水が溜まった泉が野鳥や野生動物の水場となっているので、トレイルカメラで監視しています。 
細長い形の浅い池の水は画面の奥に向かって流れ出し、沢の源流になっています。 

昼間はオニヤンマ♂(Anotogaster sieboldii)がこの池の上空を何度も往復し、縄張りを張っています。 
池に来なくなる時間帯は、どこか近くの草木に止まって翅を休めながら、縄張りを油断なく見張り、♀を待ち伏せしているのでしょう。 
たまに別個体が池に飛来すると、2匹の激しい空中戦になります。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:09〜2:30、4:06〜5:19) 
♀が産卵にやって来ると交尾を挑み、ライバル♂が飛来すると追い払うのですが、私には映像から2匹目の性別を見分けられませんでした。 
(動画のフレームレートが15fpsと低いのが問題です。)
目の肥えたトンボ・マニアは、2匹の飛び方を見ただけで闘争なのか求愛なのか、見分けられるのでしょうか。 

水場に来るオニヤンマ♂を片っ端から一時捕獲して油性ペンなどで分かりやすい色を塗れば(個体標識)、何か面白いことが分かるかもしれません。 
例えば、それまで右岸の止まり木で休んでいたオニヤンマ♂がいつの間にかお気に入りの止まり木を変え、飛行巡回ルートも微妙に変わったときには、縄張り占有♂個体が入れ替わった可能性があります。 
縄張りを占有する♂個体を捕獲して取り除くと、すぐにライバル♂が侵入して来るでしょうか? 


※ 昼間の挙動が不安定な旧機種のトレイルカメラなのに、珍しくフルカラーで録画されていました。 
ところで、そもそも自動センサーカメラでオニヤンマ♂が繰り返し撮影できることが不思議でなりません。 
変温動物がいくら激しく動き回っても、トレイルカメラのセンサーは反応しないはずだからです。 
例えば、この池で早春にやって来るカエルの配偶行動(カエル合戦)をトレイルカメラで撮影しようと試みても、何も写らず失敗に終わりました。 
(両生類も昆虫も変温動物です。)
パトロール飛行中のオニヤンマ♂の体温は、意外に気温よりも高いのかもしれません。 
サーモグラフィカメラで撮ってトンボが発熱しているかどうか確かめたいのですけど、高価で手が出ません。 
それとも、トレイルカメラの設定でセンサー感度を最高に上げた場合には、温度に関わらず単なる動体検知になっているのかな?


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