2023/06/23

山道を歩いて横切るコブヤハズカミキリ

 

2022年7月下旬・午後14:40頃・くもり 

里山の尾根道(雑木林の樹林帯)でコブヤハズカミキリ(Mesechthistatus binodosus binodosus)が山道を横断していました。 
断片化した落ち葉や落枝に覆われた山道を休み休み歩いています。 
最後は道端の草むら(枯れ草)に潜り込みました。 

コブヤハズカミキリはゴツゴツしていて見栄えがよく、私の好きなカミキリムシのひとつです。 
本種は後翅が退化して飛べないため、行動のバリエーションが乏しい点が物足りません。 
動画ブログのネタとして取り上げるには何か新しい展開が欲しいところです。 
例えば、木登りは得意なのでしょうか? 
以前、一度だけ幼木の葉の上で見つけたことがあります。 
飛来して葉に着陸したのではないとすると、地面から登って辿り着いたことになります。

関連記事(13年前の撮影)▶ ホオノキの葉に乗ったコブヤハズカミキリ

成虫の後食メニューも気になります。 
ネット検索で調べてみると、なんと枯葉を後食するらしい。 
枯葉なら何でも食べてくれるのであれば、飼育すれば観察できそうです。 
♀♂ペアで飼育すれば、交尾行動も見れるかもしれません。

2023/06/22

晩秋のスギ林道で深夜に鳴きながら♪餌を探し歩くニホンイノシシの家族群【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月中旬 

里山のスギ林道でタヌキの溜め糞場sを自動センサーカメラで見張っていると、約1ヶ月ぶりにニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)が登場しました。 
しかも家族群(母子)が一晩で2回も写っていました。 


シーン1:11/15・午前1:12 
カメラの起動が少し遅れてしまい、幼獣aが林道を右へ立ち去るところでした。 
すぐ後に母子が左からやって来ました。 
成獣♀が先導し、幼獣bがその後を付いて歩きます。 
落ち葉に覆われた林道の匂いを嗅ぎながら右へ立ち去りました。 
3頭のイノシシ家族群は、タヌキの溜め糞には近寄りませんでした。 
耳を澄ますと、イノシシの群れは重低音でブーブー(フゴフゴ)と鳴き交わしていました。(コンタクトコール♪なのかな?) 

イノシシの母子を比べると、幼獣の体格は成獣♀に劣るものの、体毛の縞模様は無くなっていました。 
もう「ウリ坊」とは呼べませんね。 


シーン2:11/15・午前3:50頃(@0:43〜) 
約2時間半後、今度は逆に林道を右から登場しました。 
同じ家族群が引き返してきたのでしょうか? 
今回は3頭ともに幼獣でした。 
先行する母親(成獣♀)を撮り損ねてしまったのか、あるいはカメラの死角(手前の林道端)を通り過ぎたのかもしれません。 
ブーブー♪と鳴き交わしながら、林道に散乱する落ち葉を鼻でかき分けて餌を探し歩いています。 

※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。




溜池で単独打水産卵するシオカラトンボ♀?

 



2022年8月上旬・午前10:30頃・晴れ  

大雨が降った後で満水になった溜池でカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)を撮影していると、右から白っぽいトンボが飛来しました。 
水面スレスレの低空飛行でやって来たトンボが水面に浮く草に腹端をチョンと付けて飛び去りました。 
産卵行動のようです。 
すぐにまた戻って来て、同様の産卵をあちこちで繰り返します。 
水面そのものではなく、水面に浮く植物に狙いをつけて卵を産み付けていることから、正確には単独打水産卵とは呼べなさそうです。  

このトンボ♀の名前は何でしょう?
やや遠くてしっかり見えなかったのですが、腹部が白いトンボと言えばシオカラトンボ(Orthetrum albistylum speciosum)ですかね? 
しかし、シオカラトンボ♀の腹部は茶色い麦わら模様のはずです。 
 図鑑『日本のトンボ』でシオカラトンボの産卵様式について調べると、一応合致します。

・♀は単独で、腹端で水をかき、卵とともに前方に飛ばす。♂はその間、付近を飛んで警護することが多い。 
・時おり♂型の♀が出現する。通常の♀も老熟すると薄く白粉を吹くが、それとはまったく異質のもの。 (p471より引用)

我田引水ですが、今回の産卵個体は♂型の腹部全体が白いシオカラトンボ♀だとすれば説明できそうです。 
ただし、産卵する♀の周囲で警護する♂の姿は見当たりませんでした。

池の水面をのんびり遊泳するカワウは、単独打水産卵するトンボには目もくれませんでした。 
魚食性のカワウがトンボを獲物として認識しないのは、当然でしょう。 

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