2023/05/31

右腕の不自由なニホンザル♀がミズキの木から下りてスギ林に塒入り

 

2022年10月下旬・午後16:25頃・くもり(日の入り時刻は午後16:45) 

夕方の山麓でミズキの樹上でニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が休んでいました。 
逆光で影絵のようなシルエットしか見えませんでしたが、動画編集で試しに自動色調補正してみたら、見違えるように逆光補正してくれました。 
不自然な色補正を嫌う人もいそうですが、私としてはニホンザルの表情や視線など微妙な行動が可視化された方が嬉しいです。 
薄暗いところで写真を撮るならストロボ(フラッシュ)を焚けば済むのですが、野外で動画を撮るには強力なサーチライトなどは使えません。 
暗い映像が動画編集でここまで改善されるのはありがたいです。 

猿がミズキの熟した果実(核果)を採食するかと期待したのですが、塒入りする前に樹上でのんびり休んでいるだけでした。 
ミズキ樹上で採食しないのは私に対して警戒しているのかと撮影中は思ったのですが、逆光補正した表情を見る限り、あまり警戒してなさそうです。 
撮影後にミズキの樹の下を調べると、落果が散乱していました。 
もしかすると、ニホンザルが樹上で採食しながら下に落とした跡かもしれません。 
私の周囲あちこちで複数のニホンザルが様々な行動をしているので、どれを撮るべきか目移りしてしまいます。
ときどき周囲で群れの猿たちが鳴く声が聞こえます。 
しばらくすると、いつの間にかミズキ樹上にもう1頭の個体が登っていました。 
樹上の2頭を撮影していると、手前を別個体♂が左の山林から下りてきて舗装路を横切りました。 
私がよそ見した隙に、ミズキの横枝から2頭が次々に木を下りてきました。 
初めにミズキから下りてきたのは若い♂でした。 
注目すべきは、次に木下りした♀の個体です。 
どうやら右腕を怪我しているようで、歩くときも右前足だけ着地しないようにかばって歩いていました。(三足歩行) 
「猿も木から落ちる」という諺がどのぐらい真実か分かりませんが、まさにミズキの木から下りる時に着地に失敗して右手を痛めてしまったのでしょうか?
先天性の奇形とか、罠にかかって手に重症を折ったとか、群れの仲間と喧嘩して噛まれたとか、色々考えられますが、詳細は不明です。 
片手が不自由でも問題なく木に登り降りできたことになります。
関連記事(9、10年前の撮影)▶  
・群れのしんがりを務める隻腕ニホンザル♂:右腕の肘から下が欠損 
・右手の無い障害ニホンザル:右前足が肘下から欠損 
・片腕の折れた野生ニホンザルの落穂拾い:左前脚が骨折しているようで、歩行時も折れた腕を庇って四足ではなく三本足による跛行で痛々しい。

ニホンザルの群れは左の山から続々と下りてきて、麓のスギ植林地に入っていきます。
ここで一夜を過ごすようです。(塒入り)



ノブドウの花蜜を吸うヒメウラナミジャノメ

 

2022年7月上旬・午後14:10頃・晴れ 

川沿いのコンクリート護岸に蔓延るノブドウの群落でヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
翅を開閉しながら吸蜜しています。 

蜜源をガードするクロヤマアリ(Formica japonica)のワーカー♀に追い払われてしまいました。

2023/05/30

給餌場にクルミが無くなってもときどき戻って来て確認する野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬

給餌場のオニグルミ堅果を全て持ち去ると、野ネズミ(ノネズミ)は通常の探餌徘徊モードに切り替わりました。 
それでもときどきは餌場に戻って来て、新たな餌が追加されていないかどうかチェックする習慣になりました。

シーン1:11/1・午前2:17・(@0:00〜) 
右から登場した野ネズミが餌場の下の斜面を重点的に探索し、右に消えました。 


シーン2:11/1・午後18:05・気温11℃(@0:16〜) 
夜行性の野ネズミは昼間は寝て、夜になってから活動を再開しました。 
とりあえず仕事始めに餌場をチェックしています。 
空荷で左へ走り去りました。 


シーン3:11/3・午後19:19・気温12℃(@0:24〜) 
カラマツの根元から右へ空荷で移動しました。 
その後しばらくすると、夜蛾(冬尺蛾?)が飛来し、左から右へ横切りました。


シーン4:11/3・午後19:24・気温14℃(@0:46〜) 
画面の下から登場した野ネズミが林床をピョンピョン跳ね回り、左下へ消えました。 


シーン5:11/4・午前1:22・気温10℃(@1:04〜) 
小雨が降る深夜に、野ネズミが右から餌場に駆け込みました。 
給餌場が空っぽであることを確かめてからすぐに左へ走り去りました。 

気温が下がる深夜に雨に濡れると、体の小さな野ネズミは低体温症になるリスクがありそうですけど、意外に平気そうです。 


シーン6:11/4・午前3:32・気温8℃(@1:18〜) 
2時間10分後も、餌場をチェックしてからすぐに下へ走り去りました。 


シーン7:11/5・午前1:00・気温4℃(@1:27〜) 
翌日の深夜、久しぶりに餌場をチェックしに来ました。 
後ろ姿でよく見えませんが、何か木の実を咥えて運んでるような気もします。(私の気のせい?) 
カラマツ立木の左を通って斜面を駆け上がりました。 


シーン8:11/5・午前1:24・気温4℃(@1:36〜) 
カラマツの下の斜面に来ていた野ネズミが右にジャンプして消えました。 


シーン9:11/5・午前2:49・気温8℃(@1:43〜) 
餌場から左下に走り去りました。 


 シーン10:11/5・午前3:37・気温3℃(@1:51〜) 
 最低気温が3℃を更新しました。 
これほど寒くても野ネズミが平気で活動していることに驚きます。 
さすが雪国の野ネズミは耐寒性が高いようです。 

カラマツの根際を右に回り込み、深い落ち葉に覆われた斜面を右に移動して行きます。 
しばらくすると、白く光る眼が少し左に再登場。 


シーン11:11/6・午前7:10・気温3℃(@2:20〜) 
翌日の朝、明るくなってから撮れた参考映像です。 
私が給餌したオニグルミ堅果は完全に無くなっていました。 


※ 暗視映像が暗いシーンは、動画編集時に自動色調補正を施しています。 



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