2022/10/27

夜の水場に来たニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年7月下旬・午後22:00頃 

トレイルカメラで監視している山中の泉にある夜、ニホンアナグマMeles anakuma)が初めて登場しました。 
対岸の水路(池からの湧き水が沢へと流れ出る地点)からやって来たものの、池には入水せずに岸へ戻りました。 
岸辺の草むらの匂いを嗅ぎ回っています。 
左岸に移動すると、そのまま左に立ち去りました。
残念ながら、水場で水を飲んだり水浴したりしませんでした。

赤外線の暗視映像ではアナグマの顔にある白黒縦縞が写りにくいのでしょうか? 
4本の足も黒いはずなのに、白っぽく見えます。
当地の個体群は毛の黒色色素が薄いのかな? 
別の地点(溜め糞場s)に設置したトレイルカメラでも、アルビノらしき白毛のアナグマが繰り返し写っています。 (映像公開予定)
同一個体のアルビノ?が水場まで遠出してきた可能性も考えられます。

※ 本来は1分間の動画を撮るように設定していたのですが、このときはカメラの電池が消耗していて、13秒間の短い映像しか撮れていません。 
数秒休んで電圧が少し復活するとすぐにまた熱源の動体検知でカメラが起動し、5秒間の録画で切れました。 
短いながらも限界まで記録を残し続けようとするトレイルカメラが健気です。 

雨夜にタヌキの溜め糞に飛来した蛾の謎【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年7月下旬・午前1:40頃・雨 

里山のスギ林道にある溜め糞場sをトレイルカメラ(自動撮影カメラ)で監視していると、雨が激しく降る深夜に夜行性の蛾が低空で飛来しました。 
そのまま着陸した場所が黒々と見えるホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞だったのは、果たして偶然でしょうか? 
何をしているのか少し遠くてよく見えませんが、その後も溜め糞に留まっています。
雨宿りなら林道の真ん中ではなく、例えば道端の草むらの葉裏に止まるべきです。 
夜蛾がタヌキの糞便臭に誘引されて風下から飛来したのだとしたら、面白い話です。 
獣糞から吸汁してミネラル成分を摂取する蝶はさほど珍しくありません。
関連記事(同時期に同所で撮影)▶ ホンドタヌキの溜め糞から吸汁するイチモンジチョウ

しかし、蛾についてはあまり聞いたことがありません。 
このブログで過去の記録を遡ってみると、昼行性の小蛾を1例だけ観察していました。
関連記事(8年前の撮影)▶ 獣糞を舐めるキオビトビノメイガ(蛾)

※ 雨音が聞こえるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

そもそも今回トレイルカメラが何に反応して起動したのか不明です。 
変温動物の蛾が飛来しても反応するはずがありません。
何か別の小動物(恒温動物)が一瞬だけ横切ったのに撮り損ね、たまたま蛾の飛来が録画されたのでしょう。

この溜め糞場sはタヌキとアナグマが共有していることが監視映像で判明しました。 
つまり、タヌキの糞とアナグマの糞が並んでいるのです。
食糞性の夜蛾がアナグマの糞ではなくタヌキの糞をあえて選択したのだとしたら、嗜好性の理由も気になります。


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2022/10/26

夏の水田を闊歩するキジ♂(野鳥)

 

2022年7月下旬・午後17:30頃・晴れ 

私が夕方に田んぼの農道を静かに歩いていたら、近くに潜んでいたらしいキジ♂(Phasianus versicolor)が慌てて逃げ出しました。 
鳴かずに少し飛ぶと、隣接する水田に着地。 
(映像はここから。) 
キジ♂が水田を歩いて横切る間、イネの葉がキジの背丈よりも高く伸びているため、隠れて姿があまり見えません。 
畦道に登ると、畦道に沿って歩き去りました。 
畦道に生えたヨシはもっと高く伸びています。 

キジは歩行時に一歩ずつ頭部をしゃくるように動かしています。
 

ときどきキジ♂は立ち止まると、背伸びをして周囲を見渡します。 
いかにも母衣打ちしそうな雰囲気は出すものの、やりませんでした。 
畦道を歩いて私からどんどん遠ざかって行きます。 
道草も食いませんでした。(採食なし) 

別になんてことのない動画ですが、青々とした水田(青田)にキジ♂の赤い顔がよく映えて強烈な印象に残りました。
おそらく、この辺りを縄張りとする顔馴染みの同一個体♂だと思われます。

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